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作家 オスマン・ネジュミ・ギュルメン Osman Necmi Gurmen
オスマン・ネジュミ・ギュルメン Osman Necmi Gurmen (1927年‐)トルコの小説家。主に歴史小説を書く。 彼のデビュー作『L’echarpe d’Iris』はフランス語で書かれ、同国で1976年に出版された。同作は翌1977年にトルコのヒュッリイェト出版によりトルコ語版『Ebemkusagi (虹)』としてトルコでも人気作となった。彼の小説第4作目となった『Rana』は2006年にトルコで出版され、半年以上に渡ってトルコでベストセラー小説となった。 日本語で出版されているギュルメンの著作としては、 『改宗者クルチ・アリ協会からモスクへ(Muhtedi Kiliseden Camiye、 藤原書房 2010年)』がある。 詳しくはこちら 関連記事 ・オルハン・パムク ・セルダル・オズカン

失われた薔薇 セルダル オズカン
失われた薔薇 セルダル オズカン (著)吉田利子(訳) 1975年生まれの若い作家セルダル・オズカンのデビュー作。サンフランシスコとイスタンブールを舞台に女子学生ダイアナのストリーを語る小説。トルコでベストセラーになって、世界中でも40か国以上で出版された。 吉田利子 (翻訳者) 東京教育大学文学部卒業 セルダル オズカン 1975年トルコ生まれ。アメリカでマーケティングと心理学の学位を取得、その後母国トルコに戻り、イスタンブール・ボスポラス大学で心理学の勉強を続ける。2003年トルコで発表された『失われた薔薇』は稀にみるベストセラーとなり、その後著者自らの英訳により40カ国に翻訳権が売れ、世界中で多くの読者を獲得している 2011年 Hayatın Işıkları Yanınca 人生の光がつくと 2011年 Ölümsüz Kalp 無死の心 2012年Kayıp Gül: Ekim Yağmurları 失われた薔薇:10月の雨 関連記事 ・トルコの小説家 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺

Time Out Istanbul イスタンブール情報誌
タイムアウト イスタンブール版 イスタンブールの情報誌 大都会イスタンブールの案内満載の情報誌。最新のレストランや展示会、コンサート、音楽や映画イベント、ナイトライフ、ホテル情報、LGBT関連のニュースなど、多岐にわたる。 月刊紙 全130ページ 値段6リラ(約240円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月号 表紙 「ニューシーズンに注目!ファッション特集 ファッションウィークのゴールデンルール、今季のトレンド&デザイナーに転身するブロガーたち」 2ページ(左側) 大手銀行主催のジャズフェスティバル(1週間)の広告 「ジャズの街並み」 4,5ページ 「今月のトップ10」 1.(芸術)第14回イスタンブールビエンナーレ 2.(映画)映画の10月映画祭(おすすめの映画は30ページに詳細あり) 3.(飲食)イスタンブールコーヒーフェスティバル 4.(音楽)アクバンク・ジャズフェスティバル 5.(飲食)パティスリー・ベイカリーデイ 6.(今月)タイガー・リリーのハムレット公演(タイガー・リリー:英国のパンク・キャバレーグループ) 7.(音楽)セパドッホ(Sepadoh)コンサート 8.(本)イスタンブールブラックウィーク(アガサ・クリスティーの西端125周年を記念して開催されたミステリー小説のフェスティバル) 9.(飲食)ヘルマンのバーガー・フェスティバル 10.(バー・クラブ)ベテランこそ実力者!と思っている人にはもってこい。The Orbのクラブイベントをチェック 52ページ(左) アイーダ・ヴィーノ・エ・クチーナ ファサードからお洒落なイタリアンレストランを紹介。2階部分の出窓建築はイスタンブールの伝統的な建築形式だが、色彩がモダンでかわいらしい。3回にレインボーフラッグを掲げていることも意味ありげである。 116ページ バー&クラブ https://www.timeout.com/istanbul 関連記事 ・ナショジオトルコ版

『口で鳥をつかまえる男 -アズィス・ネスィン短編集-』
『口で鳥をつかまえる男 -アズィス・ネスィン短編集-』 藤原書房 2013年 アズィス・ネスィン(著) 護雅夫(翻訳) 著者についてはこちら <内容(本書解説より)> 「二〇一一年六月、近づく総選挙でトルコの政治は連日過熱気味。そんななか、与論調査で与党公正発展党の支持率が五〇%近いのをみたある著名な劇作家が、「アズィス・ネスィンの基準によれば公正発展党への支持率は六〇%にいくはずだ」と発言し、物議を醸した。これが、「トルコ人の六〇%はバカだ」というアズィス・ネスィンの言葉を受けたものであることは、トルコの人ならば誰でもすぐにわかる。「アズィス・ネスィン的な」という表現はトルコでは色々な場面に使われる。無神論者という彼の宗教的立場を思い出し、非難の言葉にもなるだろう。しかし、多くの場合は「アズィス・ネスィン的」とは、愚かな人々が巻き起こす、悲喜劇的な物事の展開をさしている。地中海性のトルコの人々は、明るくポズィティブだが、その一方でとても自嘲的だ。愚かで呆れた出来事には「これだから、ここはトルコ!」の一言。トルコではよく聞く言葉だ。 アズィス・ネスィンの描いたトルコは、こうした自嘲を常とするトルコの人々にとって、まさに苦笑いして眺める自画像だったのだろう。アズィス・ネスィンはトルコを愛し、憂い、からかい、そして自分自身が「愚かな」トルコ人の一人であることを示し続けた。自身を六〇%の中に見ていたからこそ、人々の共感を得ていたといえよう。この勇気ある作家は今でも、多くの人々の記憶の中で生きている。」 (解説 林佳世子) ご購入はアマゾンから 関連記事 ・最後の授業 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺

海鳴り 演劇作品
ユヌス・エムレ インスティトゥート東京からのお知らせです。 このたび、日本大学芸術学部演劇科の学生さん達にエルトゥールル号をテーマとした演劇を上演していただくことになりました。 つきましては以下ご案内申し上げます。またチラシを添付いたしますので、ご参照ください。 ≪海鳴り 演劇作品≫ ◆日時: 2016年3月23日(水) 開場:18:00 開演:18:30~ ◆会場: 日本橋公会堂 ◆参加: 無料 この演劇作品はエルトゥールル号遭難事故の舞台化についての委託研究発表として トルコ人作家、ベフチェト・ネジャーティギルの台本等をベースに新たな作品として 日本大学芸術学部演劇学科の生徒の皆さんにより制作・上演されます。

IAN・クロニクル (イスタンブール・アート・ニュース付録)
IAN・クロニクル (イスタンブール・アート・ニュース付録) イスタンブール・アート・ニュース紙には多くの付録雑誌がある。クロニクルはその中でも、時代を彩った文芸記録の数々を掲載。 月刊誌 全114ページ 値段 付録のため無料 紹介するのは2015年4月号 表紙 1971年の写真。 ポスターには「20年働いてきました。追い出されようとしています。 モデル一同」の文字。 3ページ(左) 編集長からのメッセージ。 今月の特集である、1971年にヌードモデルが裸での抗議行動をした際は問題なく報道された同じトルコで、今年(2015年)に同写真を写真投稿サイト、インスタグラムに掲載されたところ大問題になり、すぐさま削除されてしまったエピソードなどを語る。 6,7ページ 1971年 真っ裸の訴え イスタンブール国立芸術アカデミーで15人のモデルが不当解雇を裸で訴えた。43年前に許されたこの行為が現在では・・・。 10,11ページ 12,13ページ 「イスタンブールのもう一つの歴史 工業遺産」 2000年代半ばまでイスタンブールのものづくりには成長のエネルギーが目に見える形で渦巻いていた。2015年現在、工業遺産の状況はいかに。 17ページ 29ページ ブロードウェイによる「オペラ座の怪人」イスタンブール公演の広告 40,41ページ 80,81ページ ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館より「野生の美」 82,83ページ 1999年Mc.Queenの春夏コレクションはパフォーマンス形式のファッションショーの幕開けとなった。シャローム・ハーロウのドレスは、左右のロボットによって色付けされていく。 107ページ(右) 鳩のえさを売る老人は、赤と白のストライプが目印。「イスタンブール商工会議所」の文字も。 関連記事 ・IANミーマーリ イスタンブール・アート・ニュース付録 ・IAN エデビヤト イスタンブール・アート・ニュース付録