IAN・クロニクル (イスタンブール・アート・ニュース付録)
IAN・クロニクル
(イスタンブール・アート・ニュース付録)
イスタンブール・アート・ニュース紙には多くの付録雑誌がある。クロニクルはその中でも、時代を彩った文芸記録の数々を掲載。
月刊誌
全114ページ
値段 付録のため無料
紹介するのは2015年4月号
表紙
1971年の写真。
ポスターには「20年働いてきました。追い出されようとしています。 モデル一同」の文字。
デニズさんと一緒にハロウィーン飾り 東京住まいのトルコ人芸術家Deniz Benbaさん(デニズ・ベンバ)が子供たちに楽しいイベン トを提供している。 ハロウィ ーンの飾りを子供たちと一緒に作るという企画だが、なんと本者のカボチャを使うという! 場所は東京渋谷区の代々木公園の近く。詳細はデニズさんまでお電話を! HAPPY ART TOKYO フェイスブックページ
第4回 もう早いもので、季節は段々春へと向かっています。 早いところでは、春一番がもう確認されていますね。 3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)だったということで、一足遅れてますがこの方を。 Şebnem Ferah – Birileri Var (2014) 誰かがいるのだ かなりキャリアの長い女性歌手の一人で通称Şebo、私は個人的に「Şebo姐」と呼んでいたりします。 元々「Volvox」というハードロック女性バンドで活動していたのですが、進学諸々でソロ活動に転じます。 このMVはホラー風味ですが、このシャウトが堪りません。 トルコでは「ロックの女王様」というと、Şebo姐で間違いないようです。 さて、例に漏れずいい曲が沢山あるので、少し紹介しておきます。 Şebnem Ferah – Sil Baştan 人生のやり直し(10 Mart 2007 İstanbul Konseri) これ、とってもイイんですよね( *´艸`) (↑YouTubeで視れる、このコンサートの映像(1時間強)がありますので、興味のある方は検索してください) Teoman – İki Yabancı ft. Şebnem Ferah (2000) 知らない者同士の二人 Teoman氏とのデュエットです。この曲で初めてŞebo姐を認識しましたが…とてもいい曲です。 そして、2人とも若い! (≧▽≦) Birileri VarSen hiç korkma, hiç utanma neysen öyle ol Sen vazgeçme, yine…
バルシュ・マンチョ Barış Manço (1943年1月2日‐1999年2月1日) トルコのロック歌手、シンガーソングライター、作曲家、TVプロデューサー。 ガラタサライ高校在学中にその音楽キャリアを築き始め、トルコのロック音楽のパイオニアとなった。アナトリア・ロックというジャンルを作ったのも彼だとされている。200以上もの楽曲を手がけ、1999年に亡くなって以降もトルコで最も人気の高い歌手の一人である。彼の楽曲は、英語や仏語、伊語、独語、日本語、アラビア語、ヘブライ語、ルーマニア語など数多くの言語にも翻訳されている。1991年にはトルコの文化勲章を受章した。 バルシュ・マンチョの代表曲「Gulpembe」はこちら 関連記事 ・セゼン・アクス
Irmak Dönmez 1987年生まれ、トルコの芸術家。 アーティストステートメント artist statement 彼女のメインのテーマは体という器の中に生きること、そして人間が体の各部分に対して無意識であることに注目している。 人間は幸せな日常生活を営む中、肌の下で働く見えない臓器の仕組みを意識することはない。 彼女が目指しているのは、それらがどう機能しているかを意識させること、そして身体と身体のいろいろな部分に与えられている性的、機能的、感情的意味をゆがめることである。 Oedipus Birthday cake オイディプースの誕生日ケーキ Human Milk for Cows 牛のための人間の乳 「私がやっていることは、インターディシプリナリーアートというカテゴリーに入るのでしょう。スケッチも絵も描きます、デジタル絵画やセラミック像も扱います。私が重視していることは、創造的アイデアであって、そのアイデアをどうやって形にすればいいかを考えて創作活動に臨んでいます。」 Teeth 歯並び Human-bee-ingシリーズから2つの作品 「高校以来ずっと芸術教育を受けてきました。昨年まではトルコにいましたが、デンマーク王立美術院に願書を出してみたところ運よく入学ができ、現在はアイスランドの美術工房でインターンとして働いています。平日は毎日アトリエで働いています。自由な時間は自分の創作活動に使っています。消して簡単なことではありませんが、ここで得た経験が私の成長に必ずや役立つことを確信しています。」 ——————————————————————————————————————– 2018年のデンマークでの個展の様子 Humankindシリーズから2つの作品 Laura Palmer Saga Izlanda 「日本といえば北斎そして村上を誰もが好きと言うでしょう。私もその一人です。ダークだけれど創造的な芸術家を好むため、佐伯俊男の作品が好きです。日本人のダークな想像力にいつも感動させられます。私は魂を揺さぶるショッキングな芸実作品に心を奪われます。なぜなら、芸術とは単に心地よいものであってはならず、心をざわつかせ、考えさせるものであるべきだと思うからです。」 ウルマック・ドンメズ ホームページ プロフィール 2001-2005 Mimar Sinan high school of fine arts, painting2007-2011 Isik university, faculty of fine arts, bachelor, visual arts2011- 2014 isik university, graduate school…
こんにちは! 私はチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科のエリフ・エルテムです。 はじめに、私たちの学科と、活動内容を紹介します。 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科は1993年に設立されました。6人の日本人の先生、5人のトルコ人の先生がいて、特徴は、ヨーロッパの唯一の日本語の先生を訓練する高等教育機関であることです。 私たちの学科の教育には、日本語教育の他に、日本の文化、文学、歴史などの教育もあります。日本語教育に加えて、学科の学生のために、剣道、茶道、書道、折り紙、漫画、アニメのような様々なクラブ活動もあります。 私たちの学科のその他の活動として、チャナッカレ市民のためにされる無料の日本語コースがあります。 このコースの目的は、学習者に初心者のレベルの日本語を教えることと、日本の文化を紹介することです。年齢や教育レベルに関係なく、誰でもが参加できるこのコースに対しての需要は年々高まっています。授業は日本語教育学科の日本人の先生の監督の下、学科の学生によって行われています。 私はこれから数回に分けて、トルコの神話 に存在する、妖怪みたいな怪物を紹介する予定です。この怪物を紹介するのは、トルコの文学でも、日本の文学でも神秘的な要素が大切にされると思っているからです。 プロフィル Elif Ertem エリフ・エルテムチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学日本語教育学科 3年生。
エディルネ 2008年 サンクチュアリ・パブリッシング 石井孝典(著) <内容> トルコ西端の街、エディルネでは約650 年前から、「ヤール・ ギュレチ(トルコ・オイルレスリング)」の全国大会が開かれている。全身にオリーブオイルを浴び、力尽きるまで闘った男たちが手に入れるのは、「誇り」という名の勲章だ。写真家・石井孝典は、競技場で 戦い終えた男たちに迫り、彼らの放つ「熱」をフィルムに収めた。4年間かけ撮影してきた1000人以上の肖像写真から厳選した作品で構成する『EDIRNE』は、今、最も熱い写真集である。 ご購入はアマゾンより 関連記事 ・写真集 東アナトリアの歴史建築 ・写真集 カッパドキア 刻まれた時間