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今月のトルコの風刺漫画 2018年12月 エルディル・ヤシャロール
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トルコで私も考えた 高橋ゆかり
トルコで私も考えた トルコについての本は数多くある中、漫画家の高橋ゆかりさんの「トルコで私も考えた。」は格別に面白い。トルコにリポーターとして渡った高橋さんは最初は完全に外から見ていたトルコに次第に溶け込んでいきます。トルコ人の旦那さんとの出会いや結婚後の日本での生活ぶりまで語ってある5冊のシリーズは貴重な比較文化資料とも言えるでしょう。 Amazon Japan アマゾン・ジャパン

バルシュ・マンチョ Baris Manco
バルシュ・マンチョ Barış Manço (1943年1月2日‐1999年2月1日) トルコのロック歌手、シンガーソングライター、作曲家、TVプロデューサー。 ガラタサライ高校在学中にその音楽キャリアを築き始め、トルコのロック音楽のパイオニアとなった。アナトリア・ロックというジャンルを作ったのも彼だとされている。200以上もの楽曲を手がけ、1999年に亡くなって以降もトルコで最も人気の高い歌手の一人である。彼の楽曲は、英語や仏語、伊語、独語、日本語、アラビア語、ヘブライ語、ルーマニア語など数多くの言語にも翻訳されている。1991年にはトルコの文化勲章を受章した。 バルシュ・マンチョの代表曲「Gulpembe」はこちら 関連記事 ・セゼン・アクス

「トルコの街角から」釣り人が教えてくれたイスタンブルの楽しみ方 写真家 星野安杏
釣り人が教えてくれたイスタンブルの楽しみ方 イスタンブルでは初雪も降り、冬本番だそうです。冬のイスタンブルというと私は思い出す光景があります。ガラタ橋で釣りをするおじさん達です。「雨にも負けず、風にも負けず」と言いますが、まさに寒い夜に火を焚いてまで釣りをするおじちゃん達の光景に純粋に「なぜ?」と強く思ったのです。 そこで、当時一緒の寮だった友人と一緒にカラキョイに行って一式60TL(当時のレートで3000円程)の安い釣竿を買い、めでたくイスタンブルで釣りデビューすることになりました。親しみやすそうなおじちゃん達に声をかけて、仲間に入れてもらいます。安い釣竿なので全く釣れません。それでも、笑いながらもエサのつけ方から自分の釣りのテクニックまで教えてくれます。時にはラクやエフェスを片手に、缶詰の煮物やチーズをつまみながらトルコの文化や政治、人生相談まで色々なことを話しました。 今思い返せば、おじちゃん達も私も「釣り」という行為よりも、一緒に過ごす「時間」を楽しんでいたのでしょう。魚が釣れるかどうかはあまり問題ではないのです。目の前に広がる海を見ながら、その時間を楽しむことが釣りの醍醐味なのです。私はおじちゃんたちの仲間に入れてもらいましたが、釣りには色々な人が来ています。親子や兄弟、学生やオフィスカジュアルのような格好の人まで。色々なバックグラウンドの人と話せるのも釣りの楽しみの一つです。 釣りを楽しむのはガラタ橋だけではありません。アジア側のウスキュダルでヨルダン人の友人と釣りをした時には、通りがかりの人が釣りを教えてくれました。ベシクタシュも海に近いので釣りを楽しめます。竿を持っていなくても、「お!今日は大漁ですね。」と話すだけで会話が生まれます。釣りをはじめたことで、イスタンブルとの距離感が縮まった気がしました。私が東京に帰って、仕事や満員電車で疲れた時に思い出す「トルコ」はこういう些細な日常の光景だったりします。 留学から日本に帰る時、釣竿は日本に持って帰れないので他のゴミと一緒に玄関に置いておきました。滞在中1匹しか釣れませんでしたが、人生初のマイ釣竿。この釣竿のおかげで出会えた人もいるので、少し愛着があります。そこで大家さんに遭遇。「半年間お世話になりました」とか「今度はいつトルコに来るの?」と他愛も無い話をしていると、ふと大家さんの目が変わりました。「バハル(トルコでの私の名前)、なんで釣りに誘ってくれなかったんだ!」少し寂しそうな顔の大家さん、いつか一緒に釣りをしようと話して別れました。あれ以来、なかなか時間がなくてトルコに行っても釣りはできていませんが、いつかまた挑戦したいと思います。

エルディル・ヤシャロール 風刺画家
エルディル・ヤシャロール 風刺漫画家 (Erdil Yasaroglu) 1971年生まれ。ミーマル・シナン美術大学彫刻科卒トルコを代表する風刺漫画家のひとり。 1989年に風刺かわら版リモン Limon(現レマン Leman)にてプロ漫画家活動開始。その後、数人の仲間とともにレマンを去り、月刊誌ペングエン(Penguen / ペンギンの意味)を創立。以前Love Turkeyで紹介した漫画家Selcuk Erdemもその一人。 90年代に政治家の人形で星治パロディーを主題にしたテレビ番組「プラスティップショー」を企画。のちに有名モデル「ベギュム・クチュク」 と結婚し話題を呼ぶ。 現在もレマン誌で活動を続けている。かわいい動物のキャラクターをたくさん描く。自作品をまとめた単行本(Komikaze)もシリーズで多数出版されている。 これからエルディル・ヤシャロールさんの作品を数回続けて紹介していくので楽しみにして下さい。 エルディル・ヤシャロールのホームページ エルディル・ヤシャロールのFacebookページ エルディル・ヤシャロール Twitterページ

LoveTurkeyスペシャルインタビューwithジャン・チャクムル
Can-san, tekrar tebrik ederiz. İzninle senli hitap edebilir miyiz? Aşağıya sorularımızı yazdık. Samimi cevaplarını bizlerle paylaşırsan çok sevineceğiz. ジャンさん、改めて優勝おめでとう。堅苦しくない話し方にさせてもらうよ。質問は以下の通り。率直に答えてくれればとても嬉しいな。 S1 Japonya’da yaşayan Türkler olarak bir Türkün Japonyadaki bir yarışmada birinci olması göğsümüzü kabarttı. Birçok röportaj vermiş oldugunu tahmin ediyoruz ama bir kez daha sormak istedik. Genel olarak Hamamatsu yarışması hakkındaki izlenimlerin nasıl? Q1 日本在住のトルコ人として、トルコ出身の君が日本で開催されたコンクールで優勝したことには感無量だよ。これまでたくさんのインタビューに答えてきたと思うけれど、ここでもう一度、浜松でのコンクールの感想をきかせてもらえるかな。 Can Hamamatsu…