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日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 Nilüfer & Feridun Düzağaç
第9回 やっと暑さは過ぎまして、爽やかな気候になってきました。 とは言え日中はまだ暑さがありますが、時間の問題ですね。 日本は台風シーズン真っ只中でして、先日の台風も大変でしたが、この前の台風被害に遭った地域はまだ復興途中ですから、心痛みます…( ノД`) しかし、元々台風通過経験が多く対策済みのわが関西地方も昨年は大変でしたから、何事にも備えは大切なんですよね… さてさて、前回から少し間が空きましたけれど、今回は。 基本的にこの連載は男性→女性→男性→女性…としてるので、まぁ、たまにはデュエットや男女混交のグループも良いかと思いまして。 Nilüfer & Feridun DüzağaçKavak Yelleri (カヴァック・イェッレリ) 新しい方やん!٩(ˊᗜˋ*)و と思って選んだんですが、それでも2014年の曲でした――(´Д⊂グスン 曲の内容と撮影場所はあんまり関係ないですね。 おそらく昔の裕福なお家か貴族の邸宅っぽいんですが、結構こういう場所でPVが撮影されること多いです。 この曲はもともとNilüfer姐さんの(古い)曲をデュエットに焼き直した企画アルバムの中の1曲です。 Kavak Yelleriと言うのは直訳すると「ポプラのそよ風」、 ささやかな風でもすぐにそよぎ始めるというポプラの特性から、 『相手のちょっとした行動に一喜一憂して、揺れさざめく若い心』を表す言葉なんだそうです。 青春だなぁ…(〃艸〃)ムフッ 歌い方等々「そよ風」というレベルではなく、『どう見ても暴風雨』なんでないかい?と思えますがね。 元曲はもっと穏やかな感じなんですよ。 Nilüfer – Kavak Yelleri (1992) でも私はFeridun兄さんとのデュエットの方が好きだなぁ (*´ω`*) |壁|д・)ノところで、この2人で若いのはFeridun兄さんですからね!(当時46歳…超老け顔) 後は察して…(-д-)
エリフ・チャーラル Elif Çağlar
セレングルンが紹介するトルコの音楽家たち - 3 エリフ・チャーラル ・ムスル Elif Çağlar Muslu エリフ・チャーラルはイスタンブール・ビルギ大学音楽学部でジャズ音楽を学んだ。 ロクシークラブ主催の音楽祭で優勝したグループ「バグダットアベニュー」と共にアルバム「1-10」を発表。 ジャズ演奏技術をさらに高めるために、2006年にアメリカにわたり、伝説のジャズシンガー、シーラージョーダンの指導を受ける。ニューヨーククィーンズカレッジ付属のアーランコップランド音楽学校を優秀な成績で卒業する初めてのトルコ人になる。 音楽ビデオ:“M-U-S-I-C” – Circus Love ニューヨークに在住中に55 Bar、Nublu、The Knitting Factoryなど多くのクラブでコンサートを開く。国際イスタンブールジャズフェスティバル、アクバンク・ジャズフェスティバル、2012年ブラティスラヴァ・ジャズフェスティバル、プリシュティナ(アルバニア)ジャズフェスティバル、ワンラブ(カナダ)ジャズフェスティバル、ルクセンブルグ紅葉のジャズフェスティバル、ブルースフェスティバルなど多くの権威あるジャズフェスティバルに出場。 トルコの女性ジャズシンガーとしては初めて英語の歌詞から作曲やアレンジまですべて自らおこなったアルバム「M-U-S-I-C」を2010年に発表し大きな反響をえた。 このアルバムを制作した「NU DC Record」はウエブサイトにチャーラルの音楽ビデオ数多くアップしている。ぜひ聞いてみて下さい。 http://www.nu-dcrecords.com/videolar 2013年にシカゴジャズの名手ジミーバーンズ、キャサリンデイヴィスと共にトルコの歴史日ある「Blues Festival」の記念アルバム「ブルースで生き返る」を共同制作した。このアルバムのために新曲「Bluestanbul」を作曲。 音楽ビデオ:Catch Us If You Can (Balcony TV) トルコの名門ボアズィチ大学の学生が運営しているボアズィチラジオが主催する音楽賞をジャズ部門で2度受賞。2014年に「軽音楽」のシングルを制作。(自作の二曲が収録されている)世界的に知られるジャズミュージシャンであるアーロンパークス 、ハリッシュラガヴァン、エリックハーランドと共作のアルバムMisfit「ミスフィット」が2015年に発表され、2016年にディスクユニオンの依頼で日本でも好評販売された。2016年にMrs.Eloの名でEPアルバム「Everyone with Everything」を発表。 アルバム: “M-U-S-I-C” (Nu-Dc Records, 2011) “Misfit” (Nu-Dc Records, 2015) “Hafif Bati Muzigi”, Single (Nu-Dc Records,…

IANミーマーリ イスタンブール・アート・ニュース付録
IANミーマーリ イスタンブール・アート・ニュース付録 建築に関する情報に特化したイスタンブール・アート・ニュースの付録。 月刊誌 全32ページ 値段 付録のため無料 紹介するのは2015年4月号 表紙 トルコのセラミックタイル会社カレボドゥル社が2013年より「カレボドゥルと建築家たちの語らい」と題して続く会議で、世界的に有名な建築家、デイヴィッド・チッパーフィールド(写真)が登壇。 2ページ エディルネにあるトルコで2番目に大きなシナゴーグ、カル・カドシュ・アガドル・シナゴーグ 6ページ 「現代的な外観」 2015年初めにオープンしたシシリ市役所別館(写真上)は、そのモダンなファサードがに人々を惹きつけている。 7ページ 「2015年のもっともすぐれた内装プロジェクト…」 デザインの世界で最も由緒ある賞の一つであるiFデザイン・アワードは今年、初の試みとして内装デザインを評価の対象に入れた。 「オスマン政府のギリシャ人建築家が集う展覧会」 イスタンブールには、名もなきギリシャ人建築家たちが作った建物が現在も多く残っている。この展覧会はそのような、イスタンブールの様相を変えたともいえるギリシャ人建築家に焦点をあてたものだ。 19ページ 「偉大なシナンを現代の技術で語る展覧会」 上級改修建築家のセネム・アクチャイ氏とキュレーターのディーデム・ギュルザプが、彼らがデザインを手がけた建築家シナン(トルコで最も有名な建築家)ミュージアムの最初の一歩として考えられている、(2015年)4月9日にトプハーネ・イ・アーミレで始まる展覧会「建築家シナンとモノづくりの天才の傑作たち」について語った。 20ページ 「昔と今をデザインでつなげる」 トルコのみならず国際的にも評価されている建築家、ゼィネプ・ファドゥッルオール(写真)は、現代的なデザインの中に、オスマン帝国期、あるいはセルチューク朝の要素を取り入れている。 https://www.facebook.com/IstanbulArtNews 関連記事 ・IAN クロニクル イスタンブール・アート・ニュース付録

『雪の轍』Kış Uykusu
『雪の轍』 Kış Uykusu 雪の轍はヌーリ・ビルゲ・ジェイラン監督が2014年に製作した長編映画。アントン・チェーホフの短編小説『妻』(1892年)にヒントを得て、カッパドキアを舞台に夫婦の葛藤を描いている。2014年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。 監督について <あらすじ> 舞台はカッパドキア。元俳優のアイドゥンはここで年の離れた妻ニハル、妹のネジラとともにホテルを開業している。亡父の財産もあって裕福な彼らは、雑事は使用人に任せ何不自由 もない暮らしを重ねており、意識もすっかりブルジョアに染まりきっていた。ある日アイドゥンに納める家賃が払えないイスマイルの息子、イリヤスが憎悪をこ めてアイドゥンの車に投石する。この事件にアイドゥンは余裕を見せ追及をしなかったが、後日イスマイルの弟の導師ハムディに伴われイリヤスは謝罪に訪れ る。同情心を起こした篤志家のニハルは彼らへの憐れみを露わにするが、アイドゥンと対立する。 そんな彼にネジラも反意を明らかにするのだった。それもあっ てアイドゥンと慈善事業に没入するニハルの意識には亀裂が生じ、やがて口論の果てにアイドゥンは一時的な別居に出た。憔悴のなかニハルはイスマイルに逢 い、家族の生活費の足しになればと援助の金を渡すが、イスマイルはそれを暖炉の火中に放り投げた。一方ニハルへの気持ちを断ち切れないアイドゥンは、目的 地であるイスタンブールに向かうこともできず友人の家で酒に浸り、そしてニハルのもとに帰る気持ちを固めるのだった… <作品詳細> 『Kış Uykusu』 2014年5月公開 監督:ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン 出演:ハルク・ビルギネル、メリサ・ソゼン、デメット・アクバー、タメル・レヴェント、ネジェット・イシュレル 2014年、トルコ、196分 関連記事 ・映画『昔々、アナトリアで』 Bir Zamanlar Anadolu’da ・映画 『裸足の季節』

トルコ宮廷料理
トルコ宮廷料理ブルガズアダ 世界三大料理に数えられるトルコ料理。なかでも、13世紀~20世紀初頭まで存在したオスマン・トルコで、時の皇帝のために作られた宮廷料理が味わえるのが、麻布十番の「ブルガズ アダ」だ。 シェフはNHKの‴キッチンが走る‴などにも出演したオーナーシェフのメフメット・ディキメンさん。 麻布十番のレストランの内装も素敵で、静かにディキメンさんの創造豊かな料理を楽しめる。 前菜プレートを見るだけでも幸せになる噂までに。 予算は一人8千円~1万5千。 トルコ宮廷料理ブルガズアダ 〒106-0045 東京都港区麻布十番3-7-4 麻布六堂3F Tel . 03-3769-0606 Fax . 03-3769-0607 ブルガザダ トルコ宮廷料理 ホームページ

『イスタンブール日本人学校』
『イスタンブール日本人学校』 イスタンブール日本人学校初代校長として、異文化の中の学校づくりをゼロから始めた著者の奮戦記。トルコでの様々なエピソードを通して、日本人学校の理念や教育方針を読みとることができる。(「MARC」データベースより) ご購入はアマゾンより イスタンブール日本人学校ホームページ