ムラト・ボズ Murat Boz
ムラト・ボズ Murat Boz
(1980年3月7日‐)
2004年、ニル・カライブラーヒムギルのによる「ブロンズラシュマク(日焼けする)」でセンセーショナルなデビューを飾って以降人気上昇中。
人気曲には自らMVで演じてもいる映画「Hadi Insallah」主題歌「Elmanin Yarisi(リンゴの半分)」など
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(1980年3月7日‐)
2004年、ニル・カライブラーヒムギルのによる「ブロンズラシュマク(日焼けする)」でセンセーショナルなデビューを飾って以降人気上昇中。
人気曲には自らMVで演じてもいる映画「Hadi Insallah」主題歌「Elmanin Yarisi(リンゴの半分)」など
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第9回 やっと暑さは過ぎまして、爽やかな気候になってきました。 とは言え日中はまだ暑さがありますが、時間の問題ですね。 日本は台風シーズン真っ只中でして、先日の台風も大変でしたが、この前の台風被害に遭った地域はまだ復興途中ですから、心痛みます…( ノД`) しかし、元々台風通過経験が多く対策済みのわが関西地方も昨年は大変でしたから、何事にも備えは大切なんですよね… さてさて、前回から少し間が空きましたけれど、今回は。 基本的にこの連載は男性→女性→男性→女性…としてるので、まぁ、たまにはデュエットや男女混交のグループも良いかと思いまして。 Nilüfer & Feridun DüzağaçKavak Yelleri (カヴァック・イェッレリ) 新しい方やん!٩(ˊᗜˋ*)و と思って選んだんですが、それでも2014年の曲でした――(´Д⊂グスン 曲の内容と撮影場所はあんまり関係ないですね。 おそらく昔の裕福なお家か貴族の邸宅っぽいんですが、結構こういう場所でPVが撮影されること多いです。 この曲はもともとNilüfer姐さんの(古い)曲をデュエットに焼き直した企画アルバムの中の1曲です。 Kavak Yelleriと言うのは直訳すると「ポプラのそよ風」、 ささやかな風でもすぐにそよぎ始めるというポプラの特性から、 『相手のちょっとした行動に一喜一憂して、揺れさざめく若い心』を表す言葉なんだそうです。 青春だなぁ…(〃艸〃)ムフッ 歌い方等々「そよ風」というレベルではなく、『どう見ても暴風雨』なんでないかい?と思えますがね。 元曲はもっと穏やかな感じなんですよ。 Nilüfer – Kavak Yelleri (1992) でも私はFeridun兄さんとのデュエットの方が好きだなぁ (*´ω`*) |壁|д・)ノところで、この2人で若いのはFeridun兄さんですからね!(当時46歳…超老け顔) 後は察して…(-д-)
アヤソフィアの小さな住人たち① イスタンブルの象徴とも言えるアヤソフィア。トルコに訪れたことがなくても、写真や映像で見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。 今回は、アヤソフィア生まれアヤソフィア育ちのグリを紹介したいと思います。 2009年にアメリカのオバマ前大統領が撫でたことで一躍有名になったグリ。日本では、動物写真家の岩合光昭さんの人気番組「世界ネコ歩き」で取り上げられています。 グリと出会ったのは2014年のことでした。まさか世界遺産の建造物に猫が住んでいるなど想像したことも無かったので、皇帝の門の隅っこにちょこんと座っているのを見た時のことの驚きは今でも忘れられません。 ふわっとした毛に、丸っとした体格。アーモンドみたいなくりっとした目が印象的な可愛らしい猫でした。しかし、そのつぶらな瞳はどこか遠くを見つめているようで、グリの纏う神秘的な雰囲気に一瞬で魅了されました。アヤソフィアをゆったりと歩く姿は美しく、威風堂々とした姿は「アヤソフィアの番人」と呼ばれるのも納得です。 一見とっつきにくいグリですが、来館者のひざに乗ったり、ポーズを取っているかのように館内で座っていることもあり、人懐っこい一面も垣間見えます。特に、前足を揃えて行儀よく座る姿はおなじみのポーズとなっています。 観光客のひざの上で寝息をたてながら寝る姿からは、沢山の人に愛されながら育ってきたことがわかります。 寒い冬のある日、アヤソフィアに行ったらグリにひざに乗られてしまい、閉館時間まで皇帝の門に座るはめになったことがありました。 「そろそろ帰ってもいい?」と聞くと何も言わず爪を立ててダメというグリ。結局、閉館時間を過ぎてしまい見回りに来た警備員さんに連れていかれてしまいました。「にゃー」と駄々をこねる姿はまるで子供のようで、普段の飄々としたグリとは正反対の顔に思わず笑ってしまいました。それからは、長い時間ひざに乗ってもらえるように、時間に余裕をもって会いに行くようにしています。 グリは今日もきっとアヤソフィアを訪れた人を眺めながら、のんびり気ままに過ごしているのでしょう。「アヤソフィアの番人」として、1日でも長く元気でいてほしいものです。
セレングルンが紹介するトルコの音楽家たち - 2 ババ・ズラ BaBa ZuLa ババズラは、トルコ音楽シーンで、どのジャンルにも属さない珍しいグループの一つである。1996年にデルヴィッシュ・ザーイム監督の映画「棺の中でオーバーヘッドシュート」のテーマ曲を作るために結成されたグループだが(訳者注:すでにここまでもすごいですが)、今日のように世界各国でコンサートツアーを展開するとは当人たちも予想だにしていなかっただろうトルコ民謡をベースにして、トルコ音楽のルーツと近代音楽を融合させている。その妥協しない姿勢が彼らの音楽のオリジナリティを生み出している。ファンクと電子音楽の両方の要素が垣間見れるが、その原点はトルコの大地にある。生まれたのはトルコ語のサイケデリック音楽だ。 サズの弾き語りアーシュク・ヴェイセル、アーシュク・マフズーニ、トルコポップ歌手の草分けバルシュ・マンチョやポップグループモオルラル(モンゴル人という意味)から影響を受けながら、同時にジミーヘンドリック、ボブマーレイ、サンタナ、ザドアーズからもインスピレーションを得ている。ババズはこの自由さがあったがゆえにトルコ国内に留まらず、世界各国で注目されているのだ。楽曲もさることながら、ステージパフォーマンスも称賛に値する。ダンスや演劇的要素を取り込むことにより、自らの音楽と思想を視覚的にも訴え、彼らは観客と一つになる。あたかもシャマニズムのリチュアルの相を呈しているのだ。 Özgür Ruh (何物にも束縛されない)- Başka Bir Alem (もう一つの世界) アルバム 1996 – Tabutta Rövaşata (映画「棺の中のヘッディングシュート」のサウンドトラック) – Derviş Zaim (Ada Music) 1999 – Üç Oyundan Onyedi Müzik(Doublemoon) 2003 – Psychebelly Dance Music(Ruhani Oyun Havaları)(Doublemoon, mixed by Mad Professor) 2005 – Duble Oryantal(Doublemoon, mixed by Mad Professor) 2006 – Dondurmam Gaymak – Film Müziği – Yüksel Aksu (Rh Pozitif) 2007…
テオマン Teoman (1967年11月20日-)イスタンブール出身。トルコのロックシンガー、作詞家。 ボアズィチ大学社会学部を卒業後、歌手へ。 代表曲に「Paramparca(木端微塵)」、「Senden Once Senden Sonra(君の前、君の後)」、「Papatya(デイジー)」がある。 2011年8月4日に自身のウェブサイトで音楽活動から正式に身を引くことを宣言するも、翌2012年11月24にはカムバック宣言をし、話題になった。 関連記事 ・バルシュ・マンチョ ・ハイコ・ジェプキン
今月のトルコの風刺漫画 2017年2月 セルチュク・エルデム セルチュク・エルデム 風刺漫画家
ラティフェ・テキン Latife Tekin (1957‐)カイセリ出身。トルコで最も影響力のある女流作家の一人。 1983年、彼女の人気作『拝啓ずうずうしい死へ』 Sevgili Arsiz Olumが出版された。彼女の書くファンタジーには、アナトリア地方の民話や伝統が色濃く映し出されている。彼女の作品は、独語、仏語、伊語やペルシャ語などに訳され、海外でも人気が高い。 日本語で出版されているテキンの作品はこちら↓ 乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺 Berci Kristin Cop Masallari 関連記事 ・セルダル・オズカン ・フェリット・エドギュ