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トルコ、もう一つの顔 小島 剛一
トルコのもう一つの顔 (中公新書) 小島 剛一 トルコ事情に詳しい方に進めたい一冊。日本人には珍しく多国語堪能な作家が、トルコのクルド人やザザ人という民族の人たちに出会い、言葉の研究を進める。東トルコの山奥の村々を訪ねる彼が目の前のするのはトルコの多民族事情だけではなく、クルド人が受けている弾圧など悲惨なことも少なくない。2014年の大統領選でクルド人候補者が出馬し、2015年の総選挙でクルド人地域に強いHDP党がトルコ全土から票を集めて国会で勢力を上げるなど、クルド人問題が解決への前進が感じられる。それでも、この本の中身は過去のものとは言えない。クルド問題の一面に光るをさす大事な本です。
『イスタンブール日本人学校』
『イスタンブール日本人学校』 イスタンブール日本人学校初代校長として、異文化の中の学校づくりをゼロから始めた著者の奮戦記。トルコでの様々なエピソードを通して、日本人学校の理念や教育方針を読みとることができる。(「MARC」データベースより) ご購入はアマゾンより イスタンブール日本人学校ホームページ
作家 新藤悦子
作家 新藤悦子 新藤 悦子(しんどう えつこ、1961年 – )は、ノンフィクション作家、ファンタジー小説家。愛知県豊橋市出身。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。1988年、情報センター出版局刊の『エツコとハリメ 二人で織ったトルコ絨毯の物語』でデビュー。 略歴[編集] 1961年 愛知県豊橋市に生まれる。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。在学中から中近東に関心を持ち、トルコ、エジプトを旅行。 1985年から86年にかけてトルコ、イランを遊学する。トルコのカッパドキア地方ギョレメ村にて、現地の女性ハリメさんの手ほどきを得て絨毯を織り上げる。この時の体験をもとに綴った初の書き下ろしが、『エツコとハリメ』。 1987年、ソビエト連邦領中央アジアからトルコへと遊牧民の軌跡を追い、それをまとめたものが『羊飼いの口笛が聴こえる 遊牧民の世界』。以降若手のノンフィクションライターとして、著作を重ねる。 2003年3月豊橋ふるさと大使に任命される。 2005年5月 『青いチューリップ』が、第38回日本児童文学者協会新人賞受賞 2006年5月 1996年日本ヴォーグ社刊行の絵本『空とぶじゅうたん』が、『空とぶじゅうたん1』『空とぶじゅうたん2』としてブッキングより復刊。 2015年9月 ノベルズ・エクスプレス刊行の 単行本『イスタンブルで猫さがし』 著書[編集] 『エツコとハリメ 二人で織ったトルコ絨毯の物語』(情報センター出版局 1988年7月発行) 『羊飼いの口笛が聴こえる 遊牧民の世界』(朝日新聞社 1990年6月10日発行) 『チャドルの下から見たホメイニの国』(新潮社 1992年1月25日発行) 『イスタンブールの目』(主婦の友社 1994年4月1日発行) 『トルコ風の旅』(東京書籍 1996年5月24日発行) 初のファンタジー絵本『空とぶじゅうたん』(こみねゆら挿絵 1996年11月20日 日本ヴォーグ社発行) 『ギョレメ村でじゅうたんを織る――たくさんのふしぎ傑作集』(福音館書店 1998年9月25日発行) ファンタジー『時をわたるキャラバン』(東京書籍 1999年7月2日発行) 『青いチューリップ』(講談社2004年11月発行) 『青いチューリップ、永遠に』(講談社2007年10月25日発行) 『月夜のチャトラパトラ (文学の扉)』(講談社2009年11月11 日発行) 『ピンクのチビチョーク』(童心社2010年3月5日発行) 『ロップのふしぎな髪かざり』(講談社2011年6月29日発行) 『ヘンダワネのタネの物語』(ポプラ社2012年10月6日発行)
ウイクスズ トルコの風刺かわら版
ウイクスズ トルコの風刺かわら版 uykusuz 2007年に創刊。トルコと北キプロス共和国で発行され、トルコで最も売上高の大きい風刺新聞である。エンブレムはパジャマズボンにタンクトップの男性。 週刊紙 uykusuz 全16ページ 値段 トルコでは3.5リラ(約140円)、キプロスでは4リラ(約160円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月1日版 表紙 石像たちの会話「今度は俺らの番か。ギブスだらけにされちまう」「兄さん、ストレスためすぎると余計に日々入るから気を付けなよ「しっ!静かにしなよ、ほら、人間が来るよ」 この会話の拝啓には、トルコで多くの遺跡が修復により改悪されているという大ニュースがあった。(サンデーズ・ザマン紙の紹介ページ参照)。この石像はトルコの遺跡の中でも有名なネムルト山のもので、神々の像だといわれている。神さえも恐れる修復工事とは、いったいどれほど恐ろしいのだろうか… 11ページ 左上「兄さんそれどーしたんだよ?」「いやー暑くてブーツなんて履いてられねぇからよ!」 左下 老人たちの会話「どこで定年なさったんですか?」「広告会社のクリエイティブ・ディレクターでした」「それは素晴らしい。で、あなたの方は?」「56年間ソフトウエア会社で働いて、モバイルアプリの開発担当者でした」 隣の机の若者「もうどこにも普通のじいちゃんがいなくなっちまったなぁ…」 12ページ 漫画だけかと思えば、アタテュルクやチェ・ゲバラの写真の載ったエッセーもある。 15ページ(右) 右下 恐竜(落下する隕石を見ながら)「いつかきっと僕たちをテーマにドキュメンタリーを撮ってくれるよね!グスン泣」 関連記事 ・ハジャマット トルコの宗教的風刺かわら版
ブログ紹介 freebird in Turkey
ブログ紹介 freebird in Turkey トルコ在住の翻訳家、安田ゆかりさんのブログ。留学でトルコに渡った2007年に始めたブログを今日に至るまで書き続けている。2016年に谷川俊太郎の詩集「Mavi」を翻訳出版して話題になった。 「トルコ留学中の記録として書き始めました。トルコのこと、トルコを見て感じる日本のこと、感じたままに書き綴っています。訪れていただいた方、読んでいただいた方、みなさんに、心からありがとう。」 http://freebirdinturkey.blogspot.jp/
Stone Arks in Oblivion 東アナトリアの歴史建築
写真集 東アナトリアの歴史建築 Stone Arks in Oblivion 2011年 彩波社刊 篠野志郎(著) <内容> 東アナトリアに残る彩しいキリスト教・イスラーム教の歴史建築の全貌。 5世紀の柱上苦行僧・聖シメオンが最期に目にしたヴィジョンとは? 東アナトリアのあれのに打擲した「医師の方舟」が忘却の淵から謳い上げる豊潤なカンタータ ご購入はアマゾンより 関連記事 ・映画『昔々、アナトリアで』 Bir Zamanlar Anadolu’da ・写真集 カッパドキア 刻まれた時間