IAN・クロニクル (イスタンブール・アート・ニュース付録)
IAN・クロニクル
(イスタンブール・アート・ニュース付録)
イスタンブール・アート・ニュース紙には多くの付録雑誌がある。クロニクルはその中でも、時代を彩った文芸記録の数々を掲載。
月刊誌
全114ページ
値段 付録のため無料
紹介するのは2015年4月号
表紙
1971年の写真。
ポスターには「20年働いてきました。追い出されようとしています。 モデル一同」の文字。
トルコの写真家アラ・ギュレル氏が送る古き良きイスタンブールの顔。 1940年代から80年代までのイスタンブール。 (英語) Ara Guler’s Istanbul: 40 Years of Photographs at アマゾン・ジャパン アラ・ギュレル ウエブサイト Ara Guler website
ここの管理者様からお声掛けを頂きまして参上しました、NILと申します。 好きなお題・内容でトルコの音楽について書いてもよいという場を与えて頂きましたので、謹んでかつ喜んでお受けしました。 自己紹介はまた別に上げさせてもらってますが、自分自身について簡単に説明しますと:初訪土以来トルコの流行音楽に魅せられ、日本でも楽しめないかと試行錯誤し、仕事の合間に訪土しては、主にイスタンブルに滞在、CDを買って、美味しいものを堪能。最近は関西からの直行便が無いことなどから、なかなか訪土出来ず(泣) …というところです。 音大出身でもなく、音楽理論について特に詳しいわけでもありませんので、 いちトルコ音楽愛好家の戯言・感想だと受け止めてくださいませ。 では、まず第1回。 この前日本の国営放送で視たプログラムに影響されまして、この曲を紹介します。 ポップやロックを中心に紹介するはずだったんですが、 ネットでこの曲のジャンルを見るに「New Age」とか「Elektronik」とされていました。 Can Atilla – Sultanlar Aşkına 要は1453年のコンスタンティノープルの陥落、いわゆる「Fetih」を題材に扱ったものです。 Can ATİLLA氏は男性ですから、歌っているのは本人ではありません。 しかし、全編きれいなCGで曲も良いので、気に入っている曲の1つです。 イスタンブルの遺跡を3Dで撮影して、当時の面影や様子を再現した BBC作成のTVプログラムも非常に良かったのですが、このCGも負けていません。 金角湾に掛かる鉄鎖(軍事博物館で実物見ました) ミナレットが作られる前のアヤソフィア、当時のガレー船、ヴァレンス水道橋、当時の地図 等々、歴史好きには再現性が高く感じられますが、いかがでしょう? YouTubeの感想欄に歌詞の書き込みがありますので、興味のある方はご覧ください。 (「DİLFİGAR」という単語だけ、よく判りません…(汗)) 自己紹介 関西住みのトルコ音楽好き。小学生の子ども持ち。 ただし、気に入った曲は言語を問わず、聴く主義。 マイカーで流す音楽は英語・スペイン語・トルコ語・日本語のミックス状態。 これで子どもが多言語環境に慣れるのか、楽しく実験中。 BİR MASAL GİBİ BAŞLAR HİKAYE ÇAĞLAR ESKİMİŞ KONSTANTİNOPOLDE BİTMİŞ AŞKLARIN SESSİZ ŞEHRİNDE BİR KANDİL YANAR SÖNMEZ GECELERCE HAYALLER KURAR YANLIZ ODASINDA KALBİNE SORAR…
SELEN GÜLÜN (セレン・ギュリュン) 作曲家、ピアニスト、歌手、編曲者。LOVE TURKEYブランド・アンバサダー イスタンブール大学国立コンサーバトリーや、米国のバーリクー大学等、数多の音楽大学で教育を受ける。様々な現代音楽のスタイルでの作曲やパフォーマンスが特徴で、その積極的な活動は、Charles Mingus Composition Award, やthe British Council Visiting Arts、Creative Collaboration in Music等、これまでに数多くの賞を受賞してきた。セレンが作曲した音楽は、母国トルコのみならず、英国、ドイツ、デンマーク等をはじめとした各ヨーロッパ諸国の他、アメリカ、ブラジル、ロシア等でも演奏されている。 これまでに5枚のCDアルバム、Just About Jazz Live (recjazz, 2006), Selen Gülün Trio Sürprizler (recjazz, 2006), Selen Gülün by Selen Gülün (re:konstruKt, 2009), Answers (pozitif, 2010), and Başka (linrecords, 2013)を発表しており、まもなくリリース予定の6枚目のアルバムthe Women’s Matineeは、セレンのライブコンサートを収録したものである。Answers reached #6 and Başka reached #4 in the Jazz Tokyo…
『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim 1995年 晶文社 フェリット・エドギュ(著) 木原興平(翻訳) <あらすじ> 舞台はトルコ南東部ハッキャーリ。主人公の青年は、何らかの事情で記憶を失っており、その記憶を少しずつ思い出すように、自らが生きるために必要なことを思い出しながら、それを生徒たちに教えようとする…。 この作品を原作とした映画「ハッカリの季節」は1983年にベルリン映画祭において銀熊賞、国際評論家連盟賞を受賞し一躍有名になり日本でも翌年公開された。 著者についてはこちら 購入はアマゾンから 関連記事 ・『イスタンブール短編集』 ・トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争
第4回 もう早いもので、季節は段々春へと向かっています。 早いところでは、春一番がもう確認されていますね。 3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)だったということで、一足遅れてますがこの方を。 Şebnem Ferah – Birileri Var (2014) 誰かがいるのだ かなりキャリアの長い女性歌手の一人で通称Şebo、私は個人的に「Şebo姐」と呼んでいたりします。 元々「Volvox」というハードロック女性バンドで活動していたのですが、進学諸々でソロ活動に転じます。 このMVはホラー風味ですが、このシャウトが堪りません。 トルコでは「ロックの女王様」というと、Şebo姐で間違いないようです。 さて、例に漏れずいい曲が沢山あるので、少し紹介しておきます。 Şebnem Ferah – Sil Baştan 人生のやり直し(10 Mart 2007 İstanbul Konseri) これ、とってもイイんですよね( *´艸`) (↑YouTubeで視れる、このコンサートの映像(1時間強)がありますので、興味のある方は検索してください) Teoman – İki Yabancı ft. Şebnem Ferah (2000) 知らない者同士の二人 Teoman氏とのデュエットです。この曲で初めてŞebo姐を認識しましたが…とてもいい曲です。 そして、2人とも若い! (≧▽≦) Birileri VarSen hiç korkma, hiç utanma neysen öyle ol Sen vazgeçme, yine…
Japonca harflere devam! 12 ve son grup! Kolay birkaç harf vereyim. Aşağı, alt anlamındaki harf 下 şita Karşılaştırmanın temeli olan uzun bir çizginin altına kısa çizgi çekilmiş. İki ile karışmasın diye bugünkü hāline gelmiş olmalı. Sarkaç imgesine çok yakın. Yukarıdan aşağıya salınan ipler imajı var. Zor soru. Bildiğiniz harflerden dördü var: Gökler 天 + Altında…