日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 ŞEBNEM FERAH シェブネム・フェラフ

第4回

もう早いもので、季節は段々春へと向かっています。 早いところでは、春一番がもう確認されていますね。
3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)だったということで、一足遅れてますがこの方を。

Şebnem Ferah – Birileri Var (2014)
誰かがいるのだ


かなりキャリアの長い女性歌手の一人で通称Şebo、私は個人的に「Şebo姐」と呼んでいたりします。 元々「Volvox」というハードロック女性バンドで活動していたのですが、進学諸々でソロ活動に転じます。 このMVはホラー風味ですが、このシャウトが堪りません。 トルコでは「ロックの女王様」というと、Şebo姐で間違いないようです。 さて、例に漏れずいい曲が沢山あるので、少し紹介しておきます。

Şebnem Ferah – Sil Baştan 人生のやり直し
(10 Mart 2007 İstanbul Konseri)


これ、とってもイイんですよね( *´艸`) (↑YouTubeで視れる、このコンサートの映像(1時間強)がありますので、興味のある方は検索してください)

Teoman – İki Yabancı ft. Şebnem Ferah (2000)

知らない者同士の二人

Teoman氏とのデュエットです。この曲で初めてŞebo姐を認識しましたが…とてもいい曲です。 そして、2人とも若い! (≧▽≦)

Birileri Var
Sen hiç korkma, hiç utanma neysen öyle ol
Sen vazgeçme, yine küsme
Böyle masum kal
Birileri var, birileri var
Dünyanın çivisine, bugünün gerisine sahip çıkan
Birileri var, birileri var
Masumun nefesini koruyan birileri var
Yeter ki hep böyle kal
Ne bugünden, ne yarından
Ne de dünden kork
Bir varmışsın, bir yokmuşsun
Evvel yarın ol
Hala birileri var, birileri var
Ruhunu, şerefini zalimin gölgesine satmayan
Birileri var, birileri var
Masumun nefesini, koruyan birileri var
Yeter ki hep böyle kal

誰かがいるのよ
怖いとか恥ずかしいとか考えないで、ありのままでいて
諦めないで、落ち込まないで
素直なままでいて欲しい
誰かがいるのよ、絶対にいるの
この世を直して、過去を守っている
誰かがいるのよ、絶対にいるの
正直者を守ってくれる誰かが
だからずっとこのままでいて欲しいの
今日も、明日も 昨日も怖くないわ
仮初めのこの世では
何よりも明日を目指して
まだ 誰かがいるのよ、絶対にいるの
あなたの魂や名誉を独裁者の陰で、
汚さない人が 誰かがいるのよ、
絶対にいるの
正直者を守ってくれる誰かが
だからずっとこのままでいて欲しいの

自己紹介
関西住みのトルコ音楽好き。小学生の子ども持ち。 ただし、気に入った曲は言語を問わず、聴く主義。 マイカーで流す音楽は英語・スペイン語・トルコ語・日本語のミックス状態。 これで子どもが多言語環境に慣れるのか、楽しく実験中。

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