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『ことだま・イスタンブル』 日本・トルコ 共同著作
『ことだま・イスタンブル』 日本・トルコ 共同著作 2015年 アルケオロジー・ヴェ・サナト出版 日本からトルコを、トルコから日本を見つめ、2か国、2言語で出版された文芸作品。 2015年に出版された『はじまり』は、日本とトルコ、また両国につながりを持つ芸術家、作家、学者、研究者による共著。各執筆者がそれぞれの立場から見た日本・トルコ両国のつながりや、文化・文芸、歴史などについて綴る。これまで注目されることのなかった二国の文芸的側面に光を当てた珠玉の一冊。 Love Turkey ストアからのご購入はこちら↓ 『ことだま・イスタンブル』 詳しくはこちら
チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学日本語教育学科
こんにちは! 私はチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科のエリフ・エルテムです。 はじめに、私たちの学科と、活動内容を紹介します。 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科は1993年に設立されました。6人の日本人の先生、5人のトルコ人の先生がいて、特徴は、ヨーロッパの唯一の日本語の先生を訓練する高等教育機関であることです。 私たちの学科の教育には、日本語教育の他に、日本の文化、文学、歴史などの教育もあります。日本語教育に加えて、学科の学生のために、剣道、茶道、書道、折り紙、漫画、アニメのような様々なクラブ活動もあります。 私たちの学科のその他の活動として、チャナッカレ市民のためにされる無料の日本語コースがあります。 このコースの目的は、学習者に初心者のレベルの日本語を教えることと、日本の文化を紹介することです。年齢や教育レベルに関係なく、誰でもが参加できるこのコースに対しての需要は年々高まっています。授業は日本語教育学科の日本人の先生の監督の下、学科の学生によって行われています。 私はこれから数回に分けて、トルコの神話 に存在する、妖怪みたいな怪物を紹介する予定です。この怪物を紹介するのは、トルコの文学でも、日本の文学でも神秘的な要素が大切にされると思っているからです。 プロフィル Elif Ertem エリフ・エルテムチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学日本語教育学科 3年生。
今月のトルコの風刺漫画 2017年1月 セルチュク・エルデム
今月のトルコの風刺漫画 2017年1月 セルチュク・エルデム セルチュク・エルデム 風刺漫画家
『口で鳥をつかまえる男 -アズィス・ネスィン短編集-』
『口で鳥をつかまえる男 -アズィス・ネスィン短編集-』 藤原書房 2013年 アズィス・ネスィン(著) 護雅夫(翻訳) 著者についてはこちら <内容(本書解説より)> 「二〇一一年六月、近づく総選挙でトルコの政治は連日過熱気味。そんななか、与論調査で与党公正発展党の支持率が五〇%近いのをみたある著名な劇作家が、「アズィス・ネスィンの基準によれば公正発展党への支持率は六〇%にいくはずだ」と発言し、物議を醸した。これが、「トルコ人の六〇%はバカだ」というアズィス・ネスィンの言葉を受けたものであることは、トルコの人ならば誰でもすぐにわかる。「アズィス・ネスィン的な」という表現はトルコでは色々な場面に使われる。無神論者という彼の宗教的立場を思い出し、非難の言葉にもなるだろう。しかし、多くの場合は「アズィス・ネスィン的」とは、愚かな人々が巻き起こす、悲喜劇的な物事の展開をさしている。地中海性のトルコの人々は、明るくポズィティブだが、その一方でとても自嘲的だ。愚かで呆れた出来事には「これだから、ここはトルコ!」の一言。トルコではよく聞く言葉だ。 アズィス・ネスィンの描いたトルコは、こうした自嘲を常とするトルコの人々にとって、まさに苦笑いして眺める自画像だったのだろう。アズィス・ネスィンはトルコを愛し、憂い、からかい、そして自分自身が「愚かな」トルコ人の一人であることを示し続けた。自身を六〇%の中に見ていたからこそ、人々の共感を得ていたといえよう。この勇気ある作家は今でも、多くの人々の記憶の中で生きている。」 (解説 林佳世子) ご購入はアマゾンから 関連記事 ・最後の授業 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺
Kolay Japonca! 71 – 80 やさしい日本語!
Japonca harflere devam! 8 Şimdi eski çağ feministlerinden kalma bir harfi göstereyim: Erkek anlamındaki harf 男 diye yazılıyor. Pipi resmi yapılmamış, en çok işe yaradığı hāliyle resmedilmiş: Üstü 田 Tarla altı 力 Güç = Tarladaki amele = Erkek:) Bu harfi bugün yaratsanız erkeği nasıl tārif ederdiniz? Erkek harfini biri üstte ikisi altta üç tane bir…
『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年
『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年 自身がゲイであることから、ホモセクシュアリティーがテーマとなる作品を多く手掛けているフェルザン・オズペテクの作品の中で、特に有名なのがこの作品である。 <受賞> ・ナストロ・ダルジェント 最優秀女優賞(マルゲリータ・ブイ)、最優秀男優賞(ステファノ・アッコルシ)、最優秀制作(ティルデ・コルシ、ジャンニ・ロモリ) ・イメージ・ネーション フェスティバル 視聴者賞 ・ニューヨーク ゲイ・レズビアン フィルム フェスティバル 最優秀作品 ・オースティン ゲイ・レズビアン 国際映画祭 最優秀作品 監督につい <あらすじ> アントニアはAIDSの治療を専門とする医者。夫のマッシモと、母と共に平穏な生活を送っていた。しかし、交通事故で突然夫を失ってしまう。夫の遺品を整理中、夫のデスクから見つけたのは、夫がミケーレという男性と関係を持っていたことを示すもの。はじめは怒りを失望に打ちひしがれ、ミケーレに憎悪を感じていたアントニアだったが、次第に彼と、彼の周りのゲイ、トランスジェンダーの友人たちと打ち解ける。彼らは、トルコからの移民や、劇作家、ブティックのオーナーなど個性豊かな面々。彼らの生活を知るほどに、アントニアの人生も劇的に変化していくのだった… <作品詳細> 『Cahil Periler』 2001年 監督:フェルザン・オズペテク 音楽:アンドレア・グエッラ 出演:マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アッコルシ、セッラ・ユルマズ、ガブリエル・ガルコ、エリカ・ブラン、アンドレア・レンツィ、コライ・ジャンデミル 2001、イタリア、106分 関連記事 ・映画『昔々、アナトリアで』 Bir Zamanlar Anadolu’da ・映画『天使の墜落』 Melegin Dususu