日本語で読む「ナーズム・ヒクメット」

トルコ文学を代表する詩人ナーズム・ヒクメットの作品は1960年代から日本でも紹介されている。広島の原爆で命を落とした少女をテーマにした「死んだ少女」は今でも日本歌曲として歌い続けられている。

 

トルコで8年間暮らした日本人の方がトルコ語から訳した詩をもとのトルコ語と一緒に紹介したい。

Heartland Asagoのブログから引用

 

「 KEREMのように 」
(KEREMはあるトルコ文学作品に登場する情熱的な男性の名)

空気は鉛のように重い!

叫び
叫び
叫び
叫 ん で い る

走れ!
鉛を
熔かす
ために
呼 び か け て い る

彼は私に言う
― お前は自分の声の情熱で灰になってしまうだろうよ
Keremのように
燃えながら

苦悩はあまりにも多く、しかしそれは私にとって無いにも等しい

心のなかの
2つの耳は
何も聞こえない

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