
Similar Posts

記事紹介:「縦書きのアラビア文字」牛木久雄
記事紹介:「縦書きのアラビア文字」 牛木久雄 国際善隣協会会員 機関紙「善隣」2016年5月号に掲載の面白い記事を紹介します。

「トルコの街角から」釣り人が教えてくれたイスタンブルの楽しみ方 写真家 星野安杏
釣り人が教えてくれたイスタンブルの楽しみ方 イスタンブルでは初雪も降り、冬本番だそうです。冬のイスタンブルというと私は思い出す光景があります。ガラタ橋で釣りをするおじさん達です。「雨にも負けず、風にも負けず」と言いますが、まさに寒い夜に火を焚いてまで釣りをするおじちゃん達の光景に純粋に「なぜ?」と強く思ったのです。 そこで、当時一緒の寮だった友人と一緒にカラキョイに行って一式60TL(当時のレートで3000円程)の安い釣竿を買い、めでたくイスタンブルで釣りデビューすることになりました。親しみやすそうなおじちゃん達に声をかけて、仲間に入れてもらいます。安い釣竿なので全く釣れません。それでも、笑いながらもエサのつけ方から自分の釣りのテクニックまで教えてくれます。時にはラクやエフェスを片手に、缶詰の煮物やチーズをつまみながらトルコの文化や政治、人生相談まで色々なことを話しました。 今思い返せば、おじちゃん達も私も「釣り」という行為よりも、一緒に過ごす「時間」を楽しんでいたのでしょう。魚が釣れるかどうかはあまり問題ではないのです。目の前に広がる海を見ながら、その時間を楽しむことが釣りの醍醐味なのです。私はおじちゃんたちの仲間に入れてもらいましたが、釣りには色々な人が来ています。親子や兄弟、学生やオフィスカジュアルのような格好の人まで。色々なバックグラウンドの人と話せるのも釣りの楽しみの一つです。 釣りを楽しむのはガラタ橋だけではありません。アジア側のウスキュダルでヨルダン人の友人と釣りをした時には、通りがかりの人が釣りを教えてくれました。ベシクタシュも海に近いので釣りを楽しめます。竿を持っていなくても、「お!今日は大漁ですね。」と話すだけで会話が生まれます。釣りをはじめたことで、イスタンブルとの距離感が縮まった気がしました。私が東京に帰って、仕事や満員電車で疲れた時に思い出す「トルコ」はこういう些細な日常の光景だったりします。 留学から日本に帰る時、釣竿は日本に持って帰れないので他のゴミと一緒に玄関に置いておきました。滞在中1匹しか釣れませんでしたが、人生初のマイ釣竿。この釣竿のおかげで出会えた人もいるので、少し愛着があります。そこで大家さんに遭遇。「半年間お世話になりました」とか「今度はいつトルコに来るの?」と他愛も無い話をしていると、ふと大家さんの目が変わりました。「バハル(トルコでの私の名前)、なんで釣りに誘ってくれなかったんだ!」少し寂しそうな顔の大家さん、いつか一緒に釣りをしようと話して別れました。あれ以来、なかなか時間がなくてトルコに行っても釣りはできていませんが、いつかまた挑戦したいと思います。

日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 第6回 Yalın – Keyfi Yolunda, Aşkı Sonunda
荒れた天候もありながら、日本も段々暑くなってきました。 暑くなると冷たい飲み物。食べ物が恋しくなる季節でもありますね (*´ω`)b ということで、今回はトルコのアイスのCMからです。 トルコのアイスと言えば、伸びるアレを想像する方も多いと思いますが、 日本で普通に見るようなアイスもあります。 有名どころで言うとMAGNUM (マグナム)とCornetto (コルネット)。 どちらもトルコのブランドではないのが複雑ですが、美味しいもんは美味しい (๑•̀д•́๑)キリッ しかもトルコでは、結構高級な食べ物なのです…。 そのうちのCornetto。 毎夏丸々一曲ぶち込んだCMクリップを作ってます。 2013 Yalın – Keyfi Yolunda, Aşkı Sonunda 2014 ① Yalın – Yeniden 2014 ② Yalın – Aşk Diye 2015 Yalın – Benimki 2016 Güliz Ayla – İlk Öpücük Benden Olsun 2017 Kenan Doğulu – İlk Adımı Sen At 2018 Murat Boz…

Kolay Japonca! 11 -20 やさしい日本語!
Japonca harflere devam! (2) Bu da kolay bir harf. Depodaki mal, satılacak ürün anlamında. Eskiden malları saklamak için toprak küp falan kullanılmış olsa gerek. Bugün kullanılan koli kutuları harfin imajına daha yakın. Üst üste konmuş koliler bunlar. Irmak 川 kava (kawa) Bu basit harfte akan ırmak çizgileri resmedilmiş. Burada Tokyo’da bir semt adını vereyim: Mal…

『イスタンブール短編集』サーイト・ファーイク・アバスヤヌック
『イスタンブール短編集』 1997年 智文社 サーイト・ファーイク・アバスヤヌック 小山皓一郎(編・訳) 内容(「MARC」データベースより) わが街よ、海よ、カモメよ、おろかで哀しく愛しき人びとよ…。1930~40年代の黄昏のイスタンブールを舞台に人生の哀歓・人情の機微を絶妙の筆で描く28編。 ご購入はアマゾンより 作者についてはこちら 関連記事 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺 ・失われた薔薇