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トルコで私も考えた 高橋ゆかり
トルコで私も考えた トルコについての本は数多くある中、漫画家の高橋ゆかりさんの「トルコで私も考えた。」は格別に面白い。トルコにリポーターとして渡った高橋さんは最初は完全に外から見ていたトルコに次第に溶け込んでいきます。トルコ人の旦那さんとの出会いや結婚後の日本での生活ぶりまで語ってある5冊のシリーズは貴重な比較文化資料とも言えるでしょう。 Amazon Japan アマゾン・ジャパン
![ウイクスズ トルコの風刺かわら版](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2016/01/loveturky20151209-131-768x978.jpg)
ウイクスズ トルコの風刺かわら版
ウイクスズ トルコの風刺かわら版 uykusuz 2007年に創刊。トルコと北キプロス共和国で発行され、トルコで最も売上高の大きい風刺新聞である。エンブレムはパジャマズボンにタンクトップの男性。 週刊紙 uykusuz 全16ページ 値段 トルコでは3.5リラ(約140円)、キプロスでは4リラ(約160円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月1日版 表紙 石像たちの会話「今度は俺らの番か。ギブスだらけにされちまう」「兄さん、ストレスためすぎると余計に日々入るから気を付けなよ「しっ!静かにしなよ、ほら、人間が来るよ」 この会話の拝啓には、トルコで多くの遺跡が修復により改悪されているという大ニュースがあった。(サンデーズ・ザマン紙の紹介ページ参照)。この石像はトルコの遺跡の中でも有名なネムルト山のもので、神々の像だといわれている。神さえも恐れる修復工事とは、いったいどれほど恐ろしいのだろうか… 11ページ 左上「兄さんそれどーしたんだよ?」「いやー暑くてブーツなんて履いてられねぇからよ!」 左下 老人たちの会話「どこで定年なさったんですか?」「広告会社のクリエイティブ・ディレクターでした」「それは素晴らしい。で、あなたの方は?」「56年間ソフトウエア会社で働いて、モバイルアプリの開発担当者でした」 隣の机の若者「もうどこにも普通のじいちゃんがいなくなっちまったなぁ…」 12ページ 漫画だけかと思えば、アタテュルクやチェ・ゲバラの写真の載ったエッセーもある。 15ページ(右) 右下 恐竜(落下する隕石を見ながら)「いつかきっと僕たちをテーマにドキュメンタリーを撮ってくれるよね!グスン泣」 関連記事 ・ハジャマット トルコの宗教的風刺かわら版
![IAN エデビヤト イスタンブール・アート・ニュースの付録(文学)](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2016/01/loveturky20151209-232-768x668.jpg)
IAN エデビヤト イスタンブール・アート・ニュースの付録(文学)
IAN エデビヤト イスタンブール・アート・ニュースの付録(文学) イスタンブール・アート・ニュース紙の付録のテーマは様々。これはその中でも、文学に特化したもの。 月刊紙 値段 付録のため無料 全32ページ 紹介するのは2015年4月号 表紙 挿絵は2015年2月28日に他界したヤシャル・ケマルを描いたもの。本紙は彼の追悼の為、特集ページを設けている。 ヤシャル・ケマル(1923年10月6日‐2015年2月28日)はクルド系の小説家、脚本家。生涯で38もの賞を受け、トルコを代表する作家となった。特に『メメド 我が鷹』が国際的に評価され、ノーベル文学賞の候補にも挙がった。 2ページ(左) “人間を執筆に引き付けるのは少しの不愉快さと心残り” この記事を書いたのはベフチェット・チェリク(写真)、トルコの小説家。 2008年にサイト・ファーク短編賞、2011年にはハルドゥーン・タネル短編小説賞を受賞している。 28ページ 「カズオ・イシグロは眠れる巨人を起こすことはできるのか」 長崎県出身の日経イギリス人作家、カズオ・石黒についての記事。 関連記事 ・IANミーマーリ イスタンブール・アート・ニュース付録
![『トルコ まちの市場で買いものしよう』 鈴木郁子](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2017/06/Love_Turkey_ikuko_suzuki_ehon-768x1078.jpg)
『トルコ まちの市場で買いものしよう』 鈴木郁子
アジアの道案内 トルコ まちの市場で買いものしよう 玉川大学出版部から、子ども向けの写真絵本が出版される。 『アジアの道案内 トルコ まちの市場で買いものしよう』 著者は鈴木郁子さん。 書籍の詳細については玉川大学出版部のページを参照されたい。 著者の鈴木さんは、「日本の子どもたちに『トルコってなんだかおもしろい国だ。』と思ってもらいたい」との願いを持って書いたと話す。 フルカラーの40ページで、大人にも楽しい一冊になっている。挿画は藤原ヒロコさん。 アジアとヨーロッパが交差するトルコの大都市イスタンブール。各地で週一回市が立つ。この本では「火曜日に開かれる市場に買いものに行って、夕ごはんをつくってみよう!」がテーマとなっている。野菜にくだもの、チーズや食器、くつした、下着、かつらまで何でもあるトルコの市場の雰囲気が楽しめる一冊。 ご購入は 又はアマゾンジャパンにて
![末冨敦子先生より「 ことだま・イスタンブル」ビデオメッセージ](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2016/04/Love_Turkey_Atsuko_Suetomi_Kotodama_Japan2.jpg)
末冨敦子先生より「 ことだま・イスタンブル」ビデオメッセージ
トルコで箏の魅力を紹介している末冨敦子先生より 「 ことだま・イスタンブル」メッセージ。 『ことだま・イスタンブル』 日本・トルコ 共同著作 2015年 アルケオロジー・ヴェ・サナト出版 日本からトルコを、トルコから日本を見つめ、2か国、2言語で出版された文芸作品。 2015年に出版された『はじまり』は、日本とトルコ、また両国につながりを持つ芸術家、作家、学者、研究者による共著。各執筆者がそれぞれの立場から見た日本・トルコ両国のつながりや、文化・文芸、歴史などについて綴る。これまで注目されることのなかった二国の文芸的側面に光を当てた珠玉の一冊。 本の詳細やサンプルページはこちら↓
![トルコの小説家](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2016/02/Love-Turkey-Turk-Yazarlari.jpg)
トルコの小説家
トルコの小説家 ここではトルコの著名な作家を何人か紹介する。日本語で出版されている著作も紹介しているので要チェック! 20世紀半ばに活躍 アフメット・ハムディ・タンプナル 風刺作家といえば彼! アズィス・ネスィン 著作が映画化されたことも話題に フェリット・エドギュ トルコを代表する女流作家 ラティフェ・テキン トルコ人初 ノーベル賞受賞作家 オルハン・パムク なんとデビューはフランス! トルコでも不動の人気 オスマン・ネジュミ・ギュルメン トルコ現代文学の先駆者 サーイト・ファーイク・アバスヤヌク トルコ版『星の王子様』の作者 セルダル・オズカン 弁護士から劇作家に転身?! トゥルグット・オザクマン 関連記事 ・トルコの歌手 ・トルコの映画監督