『雪』【新訳版】オルハン・パムク
『雪』 Kar【新訳版】上・下 2012年 ハヤカワ書房
オルハン・パムク(著) 宮下遼(翻訳)
<あらすじ(上)>
「雪が降りつづくトルコの地方都市カルスに赴いた詩人Ka。そこで彼は、宗教や信念、民族をめぐる衝突に否応なく巻き込まれていく。」
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ウイクスズ トルコの風刺かわら版 uykusuz 2007年に創刊。トルコと北キプロス共和国で発行され、トルコで最も売上高の大きい風刺新聞である。エンブレムはパジャマズボンにタンクトップの男性。 週刊紙 uykusuz 全16ページ 値段 トルコでは3.5リラ(約140円)、キプロスでは4リラ(約160円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月1日版 表紙 石像たちの会話「今度は俺らの番か。ギブスだらけにされちまう」「兄さん、ストレスためすぎると余計に日々入るから気を付けなよ「しっ!静かにしなよ、ほら、人間が来るよ」 この会話の拝啓には、トルコで多くの遺跡が修復により改悪されているという大ニュースがあった。(サンデーズ・ザマン紙の紹介ページ参照)。この石像はトルコの遺跡の中でも有名なネムルト山のもので、神々の像だといわれている。神さえも恐れる修復工事とは、いったいどれほど恐ろしいのだろうか… 11ページ 左上「兄さんそれどーしたんだよ?」「いやー暑くてブーツなんて履いてられねぇからよ!」 左下 老人たちの会話「どこで定年なさったんですか?」「広告会社のクリエイティブ・ディレクターでした」「それは素晴らしい。で、あなたの方は?」「56年間ソフトウエア会社で働いて、モバイルアプリの開発担当者でした」 隣の机の若者「もうどこにも普通のじいちゃんがいなくなっちまったなぁ…」 12ページ 漫画だけかと思えば、アタテュルクやチェ・ゲバラの写真の載ったエッセーもある。 15ページ(右) 右下 恐竜(落下する隕石を見ながら)「いつかきっと僕たちをテーマにドキュメンタリーを撮ってくれるよね!グスン泣」 関連記事 ・ハジャマット トルコの宗教的風刺かわら版
ArtTurkey美術展in町田 町田国際版画美術館にてArtTurkey美術展が開催しました。 両国の芸術家たちの作品が並んでいて楽しいです。5月3日から5月8日まで。
第4回 もう早いもので、季節は段々春へと向かっています。 早いところでは、春一番がもう確認されていますね。 3月8日は国際女性デー(International Women’s Day)だったということで、一足遅れてますがこの方を。 Şebnem Ferah – Birileri Var (2014) 誰かがいるのだ かなりキャリアの長い女性歌手の一人で通称Şebo、私は個人的に「Şebo姐」と呼んでいたりします。 元々「Volvox」というハードロック女性バンドで活動していたのですが、進学諸々でソロ活動に転じます。 このMVはホラー風味ですが、このシャウトが堪りません。 トルコでは「ロックの女王様」というと、Şebo姐で間違いないようです。 さて、例に漏れずいい曲が沢山あるので、少し紹介しておきます。 Şebnem Ferah – Sil Baştan 人生のやり直し(10 Mart 2007 İstanbul Konseri) これ、とってもイイんですよね( *´艸`) (↑YouTubeで視れる、このコンサートの映像(1時間強)がありますので、興味のある方は検索してください) Teoman – İki Yabancı ft. Şebnem Ferah (2000) 知らない者同士の二人 Teoman氏とのデュエットです。この曲で初めてŞebo姐を認識しましたが…とてもいい曲です。 そして、2人とも若い! (≧▽≦) Birileri VarSen hiç korkma, hiç utanma neysen öyle ol Sen vazgeçme, yine…
作家 新藤悦子 新藤 悦子(しんどう えつこ、1961年 – )は、ノンフィクション作家、ファンタジー小説家。愛知県豊橋市出身。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。1988年、情報センター出版局刊の『エツコとハリメ 二人で織ったトルコ絨毯の物語』でデビュー。 略歴[編集] 1961年 愛知県豊橋市に生まれる。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。在学中から中近東に関心を持ち、トルコ、エジプトを旅行。 1985年から86年にかけてトルコ、イランを遊学する。トルコのカッパドキア地方ギョレメ村にて、現地の女性ハリメさんの手ほどきを得て絨毯を織り上げる。この時の体験をもとに綴った初の書き下ろしが、『エツコとハリメ』。 1987年、ソビエト連邦領中央アジアからトルコへと遊牧民の軌跡を追い、それをまとめたものが『羊飼いの口笛が聴こえる 遊牧民の世界』。以降若手のノンフィクションライターとして、著作を重ねる。 2003年3月豊橋ふるさと大使に任命される。 2005年5月 『青いチューリップ』が、第38回日本児童文学者協会新人賞受賞 2006年5月 1996年日本ヴォーグ社刊行の絵本『空とぶじゅうたん』が、『空とぶじゅうたん1』『空とぶじゅうたん2』としてブッキングより復刊。 2015年9月 ノベルズ・エクスプレス刊行の 単行本『イスタンブルで猫さがし』 著書[編集] 『エツコとハリメ 二人で織ったトルコ絨毯の物語』(情報センター出版局 1988年7月発行) 『羊飼いの口笛が聴こえる 遊牧民の世界』(朝日新聞社 1990年6月10日発行) 『チャドルの下から見たホメイニの国』(新潮社 1992年1月25日発行) 『イスタンブールの目』(主婦の友社 1994年4月1日発行) 『トルコ風の旅』(東京書籍 1996年5月24日発行) 初のファンタジー絵本『空とぶじゅうたん』(こみねゆら挿絵 1996年11月20日 日本ヴォーグ社発行) 『ギョレメ村でじゅうたんを織る――たくさんのふしぎ傑作集』(福音館書店 1998年9月25日発行) ファンタジー『時をわたるキャラバン』(東京書籍 1999年7月2日発行) 『青いチューリップ』(講談社2004年11月発行) 『青いチューリップ、永遠に』(講談社2007年10月25日発行) 『月夜のチャトラパトラ (文学の扉)』(講談社2009年11月11 日発行) 『ピンクのチビチョーク』(童心社2010年3月5日発行) 『ロップのふしぎな髪かざり』(講談社2011年6月29日発行) 『ヘンダワネのタネの物語』(ポプラ社2012年10月6日発行)
トルコの歌手 トルコの代表的な歌手、と単に言ってもスタイルもジャンルも様々。ここでは国際的に人気な歌手を中心に何人か紹介しよう。 トルコ・ロック界のパイオニア バルシュ・マンチョ TVコンテストから生まれたシンデレラガール ベンギュ 妖艶な大スター ギュルシェン ベルギー出身のトルコ人R&Bシンガーソングライター ハーディセ トルコPOP界の女王 ハンデ・イェネル 独特のパフォーマンスでファンを魅了 ハイコ・ジェプキン 20世紀最大のソプラノオペラ歌手 レイラー・ゲンジェル 人気沸騰中のイケメン歌手 ムラト・ボズ 90年代を代表するロックシンガー テオマン デビュー曲でいきなり大ヒット ムスタファ・サンダル ユーロビジョン2003優勝者 セルタプ・エレネル 80年代トルコPOP回の女帝 セゼン・アクス 『Chu!Chu!は恋の合言葉』は日本でもヒット タルカン 関連記事 ・トルコの小説家 ・トルコの映画監督
ショック トルコの大衆新聞 Şok 2002年に創刊された大衆新聞。 スローガンは「(どの政党や人物にも)寄らない、庶民の味方」 日刊紙 全12ページ 値段75セント(約30円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月4日版 表紙 大見出し「夫にストレートパーマ」 “母さんのカードを勝手に使うな”という夫に向かってヘアアイロンで妻が襲いかかった! 4ページ(左) 「私がトルコで一番セクシーな女よ!」 ある男性誌で「一番セクシーな女性」に選ばれた歌手のケンディは、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったと驚きつつ、「選ばれたのだったらトルコ一セクシーな女は私ね」と語った。 6,7ページ 「腹心の友」と題されたこのページには、恋愛相談や出会いを求めるメッセージ(中には男性の顔写真付きのものも)が並ぶ。 8ページ(左)クロスワードパズルなど 9ページ(右)健康 「男性の12人に一人は前立せんがんを患う!」 「鼻の整形の前に聞くべき質問」 「肝硬変はアルコールだけが原因じゃない」 関連記事 ・ハスレット トルコの風俗新聞