Similar Posts
対談記事 オルハン・パムク
対談記事 オルハン・パムク 作家オルハン・パムクはいわゆる「アルメニア人虐殺」はあったという発言の後、ノーベル文学賞を受賞した。このためトルコでは彼を純粋な文学者と見るのは難しい。トルコで事件があるたびに彼の意見が求められているが、いつも批判の的になる。新作がテーマのはずのこの対談でも、政治に関する言及が多くまた読者のコメントも非常に政治的で大部分は批判的である。 ヒュッリイェト紙に許可を頂き、日本の学生や研究者の方々の参考にして頂ければと思い、トルコ語日本語対訳で記事を掲載します。 Orhan Pamuk: Bizi Terk eden bir babayla büyüdüm オルハン・パムク「僕らを置いて出て行った父に育てられた」 2016年1月30日 ヒュッリイェト紙 文章:Çınar Oskay チュナル・オスカイ 写真:Sebati Karakurt セバーティ・カラクルト 日本語訳:岩永実奈、岩永和子、岩永星路 オリジナル記事:Orhan Pamuk Interview Hurriyet PDF形式で全文書をダウンロードできます: Orhan Pamuk Roportaji PDF olarak Orhan Pamuk yeni romanı ‘Kırmızı Saçlı Kadın’da büyük efsanelerin, destanların kaderimizi nasıl etkilediğini yazmış. Binlerce yıldır yeryüzünde yaşamış tüm insanların suçluluk duyguları, korkuları nasıl oluyor…
トルコ宮廷料理
トルコ宮廷料理ブルガズアダ 世界三大料理に数えられるトルコ料理。なかでも、13世紀~20世紀初頭まで存在したオスマン・トルコで、時の皇帝のために作られた宮廷料理が味わえるのが、麻布十番の「ブルガズ アダ」だ。 シェフはNHKの‴キッチンが走る‴などにも出演したオーナーシェフのメフメット・ディキメンさん。 麻布十番のレストランの内装も素敵で、静かにディキメンさんの創造豊かな料理を楽しめる。 前菜プレートを見るだけでも幸せになる噂までに。 予算は一人8千円~1万5千。 トルコ宮廷料理ブルガズアダ 〒106-0045 東京都港区麻布十番3-7-4 麻布六堂3F Tel . 03-3769-0606 Fax . 03-3769-0607 ブルガザダ トルコ宮廷料理 ホームページ
タルカン Tarkan
タルカン Tarkan (1972年19月17日-)ドイツ出身。 トルコのPOP歌手。ヨーロッパやアメリカなどでも人気で、「トルコの貴公子」との愛称を持つ。 幼少期を家族と共にドイツで過ごしたが、1982年、13歳の時にイスタンブールに移住。 1993年、「Yine Sensiz(また君がいない)」で70万枚を記録する衝撃的なデビューを飾った。 1994年、セカンド・アルバム『A-Acayipsin(お前ってすげぇな)』が、トルコとヨーロッパを合わせて275万枚のセールスを記録し、トップスターとしての地位を確実にした。 1999年にはドイツやフランスを主として欧州各国でシングル『Şımarık(甘えん坊)』 が爆発的なヒットを記録、同年フランスにて開催されたワールド・ミュージック・アワードで優勝した。2000年5月にはシングル『Şımarık』が邦題『Chu!Chu!は恋の合言葉』としてユニヴァーサル・クラシックより日本に発売され、アルバム『Chu!Chu!は恋の合言葉~トルコより愛をこめて』もまた同年に日本で発売された。2002年には、FIFAワールドカップにおいて、トルコ代表チームの応援歌も手掛けるなど、トルコを代表する歌手である。 タルカン「Simarik」はこちら 関連記事 ・テオマン
『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年
『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年 自身がゲイであることから、ホモセクシュアリティーがテーマとなる作品を多く手掛けているフェルザン・オズペテクの作品の中で、特に有名なのがこの作品である。 <受賞> ・ナストロ・ダルジェント 最優秀女優賞(マルゲリータ・ブイ)、最優秀男優賞(ステファノ・アッコルシ)、最優秀制作(ティルデ・コルシ、ジャンニ・ロモリ) ・イメージ・ネーション フェスティバル 視聴者賞 ・ニューヨーク ゲイ・レズビアン フィルム フェスティバル 最優秀作品 ・オースティン ゲイ・レズビアン 国際映画祭 最優秀作品 監督につい <あらすじ> アントニアはAIDSの治療を専門とする医者。夫のマッシモと、母と共に平穏な生活を送っていた。しかし、交通事故で突然夫を失ってしまう。夫の遺品を整理中、夫のデスクから見つけたのは、夫がミケーレという男性と関係を持っていたことを示すもの。はじめは怒りを失望に打ちひしがれ、ミケーレに憎悪を感じていたアントニアだったが、次第に彼と、彼の周りのゲイ、トランスジェンダーの友人たちと打ち解ける。彼らは、トルコからの移民や、劇作家、ブティックのオーナーなど個性豊かな面々。彼らの生活を知るほどに、アントニアの人生も劇的に変化していくのだった… <作品詳細> 『Cahil Periler』 2001年 監督:フェルザン・オズペテク 音楽:アンドレア・グエッラ 出演:マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アッコルシ、セッラ・ユルマズ、ガブリエル・ガルコ、エリカ・ブラン、アンドレア・レンツィ、コライ・ジャンデミル 2001、イタリア、106分 関連記事 ・映画『昔々、アナトリアで』 Bir Zamanlar Anadolu’da ・映画『天使の墜落』 Melegin Dususu
『新しい人生』オルハン・パムク
『新しい人生』 Yeni Hayat 藤原書房 2010年 オルハン・パムク(著) 安達智英子(翻訳) <あらすじ(裏表紙より)> 「「ある日、一冊の本を読んで、ぼくの全人生が変わってしまった。」工科大学に通う平凡な大学生だった主人公は、美しい女子学生ジャーナンが持っていた本を古本市で購入し、その本の圧倒的な力にすっかり魅了されてしまう。主人公はジャーナンに心を奪われるが、ジャーナンの恋人メフメットが突然の銃撃事件で撃たれ、直後に二人は現場から失踪する。二人が自分と同じく本によって人生を狂わされたことを知った主人公は、二人の行方と、本に記された「新たしい人生」を探し求めて、長距離バスを乗り継ぐ旅に出る。 やがて再開を果たした主人公とジャーナンは、メフメットを負ってトルコ全土を巡る旅を続ける中で、銃撃事件の背後に、トルコの西洋化に抵抗する秘密組織の存在を知る…。刊行時にトルコで史上最速の売行きを達成した、ノーベル文学賞受賞作家の小説第五作。」 購入はアマゾンから 関連記事
『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim
『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim 1995年 晶文社 フェリット・エドギュ(著) 木原興平(翻訳) <あらすじ> 舞台はトルコ南東部ハッキャーリ。主人公の青年は、何らかの事情で記憶を失っており、その記憶を少しずつ思い出すように、自らが生きるために必要なことを思い出しながら、それを生徒たちに教えようとする…。 この作品を原作とした映画「ハッカリの季節」は1983年にベルリン映画祭において銀熊賞、国際評論家連盟賞を受賞し一躍有名になり日本でも翌年公開された。 著者についてはこちら 購入はアマゾンから 関連記事 ・『イスタンブール短編集』 ・トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争