『白い城』オルハン・パムク
『白い城』 Beyaz Kale 2009年 藤原書店
オルハン・パムク(著) 宮下遼、宮下志朗(翻訳)
<あらすじ>
舞台は17世紀のイスタンブール。ナポリへの航海中に海賊にさらわれ、奴隷としてイスタンブールにやってくるヴェネチア人学生が主人公だ。彼はのちに「師」と呼ばれる、自分と見間違うほどよく似た男の奴隷となる…
日本初!! 日本人とトルコ人のハーフの赤ちゃんのための名前辞典 トルコ語でハーフのことをmelez“メレズ”と言う。親の一人が外国人で、母国語も二つ持っているイメージで、非常にポジティブな言葉だ。日本人とトルコ人のハーフが増えているのは喜ばしいことだが、両方の国にしっくりくる名前を探すのは一苦労。日本語とトルコ語の発音はだいぶ異なっていて、参考にできる資料は今までなかった。 そこで実際に使われている名前をリストアップしてみた。数ページ続くので、パソコンの方はNEXTを押して次のページにいこう。 トルコ語の名前の付け方については『赤ちゃんトルコ語命名ガイド』を参照されたい。 漢字で書いたら できればカタカナより漢字の名前が望ましいと考える方も少なくないはず。赤い字で「漢字で書いたら」の表示が見えたらクリックしてみよう。漢字例は今後もっと増やしていく予定でいる。 LoveTurkey独自開発のトルコ語日本語関連語ビジュアル辞典では図として表示されているので、是非利用してみてほしい。 次のような図が確認できる: 女の子の名前 Alanay アラナイ (トルコ語、1)赤い月2)国を征服する女王の意味。)漢字で書いたら Asena アセナ(トルコ語, メスのオオカミ、聖なるオオカミ、女戦士、強い女性、美しい女の子)漢字で書いたら Ay アイ (トルコ語、月の意味)漢字で書いたら Ayça / Aychaアイチャ (トルコ語、お月さまのように明るい) Aydan アイダン(トルコ語、お月さまのように綺麗、お月さまで作られたように綺麗) Ayhan アイハン (トルコ語、月の神様、月の王様、聖なる月) Ayla アイラ (トルコ語、お月さまの周りの暈かさ、光輪)漢字で書いたら Aylin アイリン(トルコ語、お月さまの周りの暈かさ、光輪)漢字で書いたら Ayşa / Aysha 又は Ayşe アイシャ / アイシェ (アラビア語から, 心安らかな人生を送る人)漢字で書いたら Ayşen アイシェン(トルコ語、お月さまのように明るくて陽気)漢字で書いたら Beren べレン(トルコ語、強い、強くなる子。男女共に使用可)漢字で書いたら Cansu ジャンス (ソグド語、トルコ語、命を与えてくれる水、男女ともに使用可) Çim チム (トルコ語、新鮮な芝生、緑豊かなところ)漢字で書いたら Çimen チメン (トルコ語、自然に植えた芝生) Deniz デニズ (トルコ語、海、男女ともに使用可) Derin デリン (トルコ語、1)深い 2)成熟した人間、一番先へ進んだ人間) Didem ディーデム (ペルシア語&トルコ語、私の目、目のよう大事、かけがえのない) Günana ギュナナ (古代トルコ語から、母なるお日様、お日様の神様)…
ハスレット Hasret トルコの風俗新聞 世界で最もイスラム教徒の割合が高く、現政権もイスラム系であるにも関わらず、このような新聞が街角で売られていることは興味深い。ハスレットとはトルコ語で「切望」。 週刊誌 全24ページ 値段1.5リラ(約60円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月3日版 表紙 左:イギリス人モデルSophie Deeは近頃仕事がもらえなくて1文無しに。 右:カナダ美人Jenny P.がベッドでは制限なし! 2ページ 出会いを求める人々の自己紹介 ページ。例えば左上「今週のさみしい人」と題するメッセージには「はじめまして。僕はデニズリ出身のビュレント。46才、身長175cmの独り身です。35-40歳の、素直な女性と結婚したいと思っています。もしもいらっしゃったら僕の番号はこれです。電話してください、会いましょう。男性はお断り」 3ページ セクシーモデルがモデル事務所で働く元彼の嫌がらせのせいで無職だと告白 4,5ページ 6ページ(中央赤字)「セックスは心臓発作の確立を上げたりはしない!」 7ページ「ゴーストタウンで撮影」 8ページ 「鉄格子より」受刑者専用のページがあることは驚きである。 このページでは、受刑者が自らの体験を書いたり詩を紹介したり。 例えば8ページ下部の短い詩は 「君が僕を拳銃で撃っても(辛くあたってもの意) 僕は君にバラを贈り続けるだろう この愛の武器で 君の心を打ちぬく 僕のバラ、愛する人よ」 9ページ 「鉄格子より」つづき。右下には出会いを求めるメッセージも 「僕の詩を読んで下さった女性のみなさん、こんにちは。(中略)僕と寂しさを分かち合ってくれる女性と文通したいと思っています。(牢屋の)内側の人でも外側でも、前向きな女性のお友達からの手紙を待っています。ちなみにカイセリ出身です。 バルトゥン刑務所」 12,13ページ 14,15ページ 16ページ(左中央)「ロボットとはセックス禁止」 18ページ 12星座占い 19ページ 「世界の人々の光景」 20ページ…
Japonca harflere devam! 6 Japonya harflerini görmüştük. Güneş 日 + kök, yerden bitme, çıkma 本 = 日本 güneşin doğduğu ülke Bunun yanına insan ekliyoruz: 日本人= güneşin doğduğu ülkenin insanı = Japon (nihonjin okunuyor) (Tırın yanında “Japonsan balık ye!” yazıyor) Kılıç harfi kılıcı gösteren dikine bir çizgi ve bunun ortasından çıkan bele bağlama ipini resmetmiş. Bugün…
対談記事 オルハン・パムク 作家オルハン・パムクはいわゆる「アルメニア人虐殺」はあったという発言の後、ノーベル文学賞を受賞した。このためトルコでは彼を純粋な文学者と見るのは難しい。トルコで事件があるたびに彼の意見が求められているが、いつも批判の的になる。新作がテーマのはずのこの対談でも、政治に関する言及が多くまた読者のコメントも非常に政治的で大部分は批判的である。 ヒュッリイェト紙に許可を頂き、日本の学生や研究者の方々の参考にして頂ければと思い、トルコ語日本語対訳で記事を掲載します。 Orhan Pamuk: Bizi Terk eden bir babayla büyüdüm オルハン・パムク「僕らを置いて出て行った父に育てられた」 2016年1月30日 ヒュッリイェト紙 文章:Çınar Oskay チュナル・オスカイ 写真:Sebati Karakurt セバーティ・カラクルト 日本語訳:岩永実奈、岩永和子、岩永星路 オリジナル記事:Orhan Pamuk Interview Hurriyet PDF形式で全文書をダウンロードできます: Orhan Pamuk Roportaji PDF olarak Orhan Pamuk yeni romanı ‘Kırmızı Saçlı Kadın’da büyük efsanelerin, destanların kaderimizi nasıl etkilediğini yazmış. Binlerce yıldır yeryüzünde yaşamış tüm insanların suçluluk duyguları, korkuları nasıl oluyor…
エディルネ 2008年 サンクチュアリ・パブリッシング 石井孝典(著) <内容> トルコ西端の街、エディルネでは約650 年前から、「ヤール・ ギュレチ(トルコ・オイルレスリング)」の全国大会が開かれている。全身にオリーブオイルを浴び、力尽きるまで闘った男たちが手に入れるのは、「誇り」という名の勲章だ。写真家・石井孝典は、競技場で 戦い終えた男たちに迫り、彼らの放つ「熱」をフィルムに収めた。4年間かけ撮影してきた1000人以上の肖像写真から厳選した作品で構成する『EDIRNE』は、今、最も熱い写真集である。 ご購入はアマゾンより 関連記事 ・写真集 東アナトリアの歴史建築 ・写真集 カッパドキア 刻まれた時間
BAHÇESARAY クリミア・タタール語雑誌 Crimean Tatar magazine Bahçesaray 紹介するのは2016年4月日付の75号 表紙は2016年度ユーロビジョンソングコンテストでクルミア・タタール語の歌でウクライナを代表して見事に優勝したジャマラさん。民族服装のこの若い女性は今やクリミア・タタール人の間で英雄的な存在だ。 バフチェサライとはクリミア班国の首都であった街で、クリミア・タタールの王様(ハーン)たちが何百年も使用していた宮殿や学校など色々な歴史的な建物が残っている。ソ連時代にクリミアの地名は全てロシア語に変えられましたが、ロシア文学の嚆矢ともいえる詩人アレクサンドル・プーシキンが「バフチェサライの泉」という詩を残したお蔭で、この町だけがクリミア・タタール語の名前のまま残っている。 紹介する雑誌はイスタンブール在住のクリミア・タタール人協会の会報で、消滅危機言語であるクリミア・タタール語で刊行されている唯一の雑誌である。それでも、ほとんどのページがトルコ語で、クリミア・タタール語は10ページのチェレビ氏の詩の部分と12ページの昔話だけになっている。トルコ語が属するオグズ語群とキプチャク語群の中間の可愛い言葉だ。 広告主のウルケルはゴディバを買収したトルコの大企業で、創業者はクリミア・タタール人であった。 その故、クリミア・タタール人コミュニティの大きなスポンサーになっている。 Tags: Crimean Tatar magazine Bahcesaray Ukraina