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『イスタンブール短編集』サーイト・ファーイク・アバスヤヌック
『イスタンブール短編集』 1997年 智文社 サーイト・ファーイク・アバスヤヌック 小山皓一郎(編・訳) 内容(「MARC」データベースより) わが街よ、海よ、カモメよ、おろかで哀しく愛しき人びとよ…。1930~40年代の黄昏のイスタンブールを舞台に人生の哀歓・人情の機微を絶妙の筆で描く28編。 ご購入はアマゾンより 作者についてはこちら 関連記事 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺 ・失われた薔薇
『私の名は赤』 Benim Adım Kırmızı【新訳版】(上、下)
『私の名は赤』 Benim Adım Kırmızı【新訳版】 (上、下)2012年 ハヤカワ書房 オルハン・パムク(著) 宮下遼(翻訳) ここでは上巻を紹介する。 著者についてはこちら <あらすじ(裏表紙より)> 「1591年冬、オスマン帝国の首都イスタンブールで、細密画師が殺された。その死をもたらしたのは、帝国の命により秘密裏に制作されている装飾写本なのか……?同じころ、カラは12年ぶりにイスタンブールに帰ってきた。彼は例の装飾写本の作業を監督する叔父の手助けをするうちに、寡婦である美貌の従妹ジェキュレへの恋心を募らせていく…。東西の文明が交差する大都市を舞台にくりひろげられる、ノーベル文学賞作家の代表作」 購入はアマゾンから (順に、上、下巻) 関連記事 ・新しい人生 ・白い城
『裸足の季節』 Mustang
『裸足の季節』 Mustang トルコを舞台にした5人姉妹の物語り- 映画『裸足の季節』が2016年6月11日に公開決定。 この作品は数多くの国際映画祭で受賞した注目作。 ・第68回カンヌ国際映画祭 ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を獲得 ・第73回ゴールデングローブ賞において、外国語映画賞にノミネート <見どころ> 5人の少女たちの若さとエネルギーにあふれたストーリーと、またトルコを舞台にした本作品の映像美が話題を呼んでいる。監督は本作品がデビュー作となるトルコ系フランス人女性のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。この作品で一躍世界中の映画祭を席巻している若手監督である。 写真は監督(右)と5人の少女たち。 監督について <あらすじ> 登場人物はトルコ北部に住む5人姉妹。10年前に事故で両親を亡くし、祖母の家で叔父たちと共に暮らしている彼女たちは、厳格なしつけから逃れるべく、自由を手に入れるべく奮闘する。しかし、その努力も空しく、長女から順に初めて出会う男性のもとへ嫁がされていくという慣習には逆らえず… <作品詳細> 『裸足の季節』 公開:2016年初夏 シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー 監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン 音楽:ウォーレン・エリス 出演:ギュネシ・シェンソイ、ドア・ドゥウシル、トゥーバ・スングルオウル、エリット・イシジャン、イライダ・アクドアン、ニハル・コルダシュ、アイベルク・ペキジャン 2015年/フランス=トルコ=ドイツ/94分 配給:ビターズ・エンド ©2015 CG CINEMA – VISTAMAR Filmproduktion – UHLANDFILM- Bam Film – KINOLOGY 詳しくはこちら 関連記事 ・雪の轍 ・海難1890
日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 HADİSE ハーディセ
第7回 大阪や日本全国、世間を騒がせましたG20もやっと終わりました。 私もそうですが、飛行機好きにはたまらない期間だったようでして、 日本に就航していない航空会社の機体や各国の政府専用機や準備に来る空軍機などが 続々と関西~中部地方にお出でになられたそうです。 トルコの政府専用機を初めて見たような気がするんですが、なかなかスタイリッシュでイイですね。 この間にも他国ではどう見ても下着でしかないモノをkimonoだと言い張るお方も出てこられまして、 文化の多様性ってどこまで許容されてよいものか悩むこの頃…(´・ω・`) さて。 現在トルコに住んでいる人々の大半は中央アジアから何世紀も掛けて移民してきた民族の末裔になると思うのですが、 そんな彼らもさらにトルコを飛び出して欧州に移民に行っているのは有名な話。 そして、移民に行って帰って来た帰国子女的な歌手も結構おられます。 有名どころではTarkan (タルカン)氏ですよね… だけど、今回は取り上げない (ノ´∀`*) 今回はこの曲です。 Hadise – Visal (2013) 今回の曲はクラブ系のDubstepというジャンルだそうで、トルコらしからぬ感じですが格好良しです。 えー、Hadiseさんが何人であろうとどこの国籍であろうと、私は好きです。 ベルギーへ移民した子孫の彼女、5か国語くらい喋れる方で、音楽学校ではなく大学に通って学位を取っておられる方でもあります。 コンテスト番組の司会とかもされてまして、その人柄からトルコ国内でも人気があるようです。 2009年に、日本でも(一応)デビューしてました! でもね。 「ひと夏のドゥン☆テク☆テク」(←原曲名「Düm tek tek」、英語名「Crazy for you」) 題名とか邦題ヒド過ぎると思う。曲はいいのに! この曲は、同年ユーロヴィジョンソングコンテストに出場した時の曲でもあります。 Hadise – Düm Tek Tek Live 2009 Eurovision Song Contest もう10年も前の曲…(゚д゚)!
『新しい人生』オルハン・パムク
『新しい人生』 Yeni Hayat 藤原書房 2010年 オルハン・パムク(著) 安達智英子(翻訳) <あらすじ(裏表紙より)> 「「ある日、一冊の本を読んで、ぼくの全人生が変わってしまった。」工科大学に通う平凡な大学生だった主人公は、美しい女子学生ジャーナンが持っていた本を古本市で購入し、その本の圧倒的な力にすっかり魅了されてしまう。主人公はジャーナンに心を奪われるが、ジャーナンの恋人メフメットが突然の銃撃事件で撃たれ、直後に二人は現場から失踪する。二人が自分と同じく本によって人生を狂わされたことを知った主人公は、二人の行方と、本に記された「新たしい人生」を探し求めて、長距離バスを乗り継ぐ旅に出る。 やがて再開を果たした主人公とジャーナンは、メフメットを負ってトルコ全土を巡る旅を続ける中で、銃撃事件の背後に、トルコの西洋化に抵抗する秘密組織の存在を知る…。刊行時にトルコで史上最速の売行きを達成した、ノーベル文学賞受賞作家の小説第五作。」 購入はアマゾンから 関連記事
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