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![「トルコの街角から」アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち 写真家 星野安杏](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2018/11/DSC08707-768x497.jpg)
「トルコの街角から」アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち 写真家 星野安杏
アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち 先月はアヤソフィアの館内で出会った猫、グリを紹介しました。グリはアヤソフィアの長老猫ですが、今日は新しく仲間に加わった子猫たちの写真を紹介します。 2017年の夏、アヤソフィアの門の横で母猫と2匹の子猫に出会いました。普段から観光客に遊んでもらっているのでしょう。カメラを怖がる様子もありません。むしろ、「これ何?」と言わんばかりにレンズに顔を近づけたり、胸を張っている座ってみせる姿はまるで「撮って!」と言っているようです。 ところで、子猫だけでなく動物の写真を撮る際は、被写体に話しかけて許可をとるようにしています。レンズを怖がる子もいるので、ストラップで遊んだりしてカメラに慣れてもらい、リラックスしてもらうこともあります。 特に子猫を撮る場合は、近くにいる親に許可をとります。「私は危険な人間ではありません。お子さんの写真を撮っても良いですか?」と言葉でお願いします。もちろん言葉そのものが伝わっているとは思いません。しかし、面白いことに親は嫌なら嫌という素振りを見せますし、大丈夫なら後ろに下がるなど何かしら態度で示してくれます。 今回もまずお願いしようと母猫を探したら、半ば呆れた顔で後ろに下がっていきました。どうやら子猫たちの好奇心に根負けしたようです。そんな母猫には目もくれず、子猫たちはピントが合わないくらい近くまで寄ってきます。 次第にカメラに慣れてきたのでしょう。2匹で追いかけっこをしたり、木登りを始めて元気いっぱいな姿を見せてくれました。スルタンアフメットを訪れた人々にも物怖じせず近づきます。その姿はすっかりイスタンブルっ子です。 段々と景色がオレンジ色になり、お別れの時間になりました。子猫たちも遊び疲れたのでしょう。すこしぐったりした様子です。(親子並んだ写真) ふと見ると、子猫の一匹が顔をあげて広場を見つめていました。夕日に照らされた横顔は、先ほどのあどけない子猫の顔から一変し、凛とした逞しい顔つきをしていました。彼らのまっすぐな瞳に「イスタンブル」という街はどのように映っているのでしょうか。これからも、好奇心旺盛にすくすくと成長して行ってほしいものです。 猫との出会いも一期一会。縁があって楽しい時間を過ごせたときは、まるで友人と別れるかのような寂しさが残ります。 いつかまた彼らの大きくなった姿を写真に撮りに行きたいなと思いつつ、アヤソフィアを後にすることにしました。 イスタンブルに行く楽しみがまた一つ増えた出会いでした。
![イスタンブール、オルハン・パムック](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2015/10/Orhan-Pamuk-Istanbul-01.jpg)
イスタンブール、オルハン・パムック
イスタンブール―思い出とこの町 オルハン・パムク ノーベル文学賞受賞者のオルハン・パムック氏にとってイスタンブールは特別な存在である。生まれも育ちもイスタンブールで、今も現役の「イスタンブール人」だ。観光で2~3日だけ訪れた人にさえ強い印象を残すこの町、裕福な家庭で育ったパムックが語ると一層面白く感じる。 ノーベル受賞前から世界中で有名になったパムックですが、意外とトルコ人の間で絶賛を受けているわけではない。「彼のトルコ語は読みづらい。英訳の方が分かる。」などのクレームまで聞こえる。和訳が出版され、在日トルコ人も喜んでいるところであろう。 イスタンブールを訪れる方は、先にこの本を読んだ方が楽しい旅ができそう。 トルコ語のオリジナルはカバーにオルハン・パムクの子供時代の写真を載せている。 ご購入はアマゾンジャパンから
![突厥文字](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2018/09/Love-Turkey-Gokturk-Devleti.png)
突厥文字
突厥文字 突厥は6世紀に中央ユーラシアに存在したテュルク系遊牧国家。 突厥(とっけつ、とっくつ)のことをトルコ語でGöktürk(ギョクテュルク)という。 トルコ人を意味する「Türk」という名の付く世界史に登場する初めての国家だ。「天(Gök)に授かったトルコ人(türk)の国家」を意味する。 トルコの学校では突厥や、同じく中央アジア国家である匈奴の人々を、現代トルコ人の先祖として教えており、トルコ人は、テオマンやビルゲカーンのような古代の王様の活躍を誇りに思っている。 Love Turkeyのロゴになっている突厥文字(とっけつもじ)は突厥によって古テュルク語の表記に5世紀から用いられたアルファベットである。代表的なものとしてオルホン碑文に書かれたものがあるため、オルホン文字とも呼ばれる。時代と共に変わっていった突厥文字は、現代のアルファベットのようにはっきり決まった正式な形や読み方を持たず、地域ごとにも違いがある。今日突厥文字として紹介されるのは、遺跡発掘で見つかった多種多様な突厥文字の中で一番普及したと考えられているものである。現代トルコ語の母音調和がすでに確立していた事実をうかがわせる 興味深い文字である。 「古テュルク文字(古典時代)」 以下38字+単語区切り点1文字で構成されている 引用元Wikipedia 右の画像は、オルホン碑に書かれたいくつかの単語を紹介するものだ。 右から左へと読む。 1400年以上前の言葉にもかかわらず、リストに並んでいる単語の半分以上は、現代トルコ語でも引き継がれている。もちろん、現代トルコではトルコ革命以後導入されたラテン文字を使ってはいるものの、最近になってまだ突厥文字への関心が非常に高まっている。トルコ語を再び突厥文字で書こうとする試みもあり、突厥文字表記の雑誌まで出版されている。 日本では最近まで研究家以外であまり突厥文字に触れる機会がなかった。 2016年からユヌスエムレ・トルコ文化センターの古代トルコ語講座を開始し、突厥の歴史や文字について教えている。 日常で楽しむ突厥文字! 2017年12月にLove Turkeyのオンラインショップの開設を記念して、突厥文字グッズコレクションを用意した。ご興味あればぜひ。
![日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 第6回 Yalın – Keyfi Yolunda, Aşkı Sonunda](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2019/05/yalin-cornetto-768x432.jpg)
日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 第6回 Yalın – Keyfi Yolunda, Aşkı Sonunda
荒れた天候もありながら、日本も段々暑くなってきました。 暑くなると冷たい飲み物。食べ物が恋しくなる季節でもありますね (*´ω`)b ということで、今回はトルコのアイスのCMからです。 トルコのアイスと言えば、伸びるアレを想像する方も多いと思いますが、 日本で普通に見るようなアイスもあります。 有名どころで言うとMAGNUM (マグナム)とCornetto (コルネット)。 どちらもトルコのブランドではないのが複雑ですが、美味しいもんは美味しい (๑•̀д•́๑)キリッ しかもトルコでは、結構高級な食べ物なのです…。 そのうちのCornetto。 毎夏丸々一曲ぶち込んだCMクリップを作ってます。 2013 Yalın – Keyfi Yolunda, Aşkı Sonunda 2014 ① Yalın – Yeniden 2014 ② Yalın – Aşk Diye 2015 Yalın – Benimki 2016 Güliz Ayla – İlk Öpücük Benden Olsun 2017 Kenan Doğulu – İlk Adımı Sen At 2018 Murat Boz…
![エルディル・ヤシャロール 風刺画家](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2018/09/5732b294638ff8a70af50863243dffa9-768x388.jpg)
エルディル・ヤシャロール 風刺画家
エルディル・ヤシャロール 風刺漫画家 (Erdil Yasaroglu) 1971年生まれ。ミーマル・シナン美術大学彫刻科卒トルコを代表する風刺漫画家のひとり。 1989年に風刺かわら版リモン Limon(現レマン Leman)にてプロ漫画家活動開始。その後、数人の仲間とともにレマンを去り、月刊誌ペングエン(Penguen / ペンギンの意味)を創立。以前Love Turkeyで紹介した漫画家Selcuk Erdemもその一人。 90年代に政治家の人形で星治パロディーを主題にしたテレビ番組「プラスティップショー」を企画。のちに有名モデル「ベギュム・クチュク」 と結婚し話題を呼ぶ。 現在もレマン誌で活動を続けている。かわいい動物のキャラクターをたくさん描く。自作品をまとめた単行本(Komikaze)もシリーズで多数出版されている。 これからエルディル・ヤシャロールさんの作品を数回続けて紹介していくので楽しみにして下さい。 エルディル・ヤシャロールのホームページ エルディル・ヤシャロールのFacebookページ エルディル・ヤシャロール Twitterページ
![「トルコの街角から」 写真家 星野安杏](https://loveturkey.jp/wp-content/uploads/2018/09/Love-Turkey-Bahar-201809-Eminonu-skies-768x510.jpg)
「トルコの街角から」 写真家 星野安杏
Love Turkeyに新しい仲間が増えました。写真家の星野安杏(ほしのあき)さんです。今秋からトルコで撮った写真を定期的に紹介してくれます。以下、星野さんの自己紹介文を掲載します。