『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年

『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年

『無知な妖精たち』 Cahil Periler 2001年 自身がゲイであることから、ホモセクシュアリティーがテーマとなる作品を多く手掛けているフェルザン・オズペテクの作品の中で、特に有名なのがこの作品である。   <受賞> ・ナストロ・ダルジェント 最優秀女優賞(マルゲリータ・ブイ)、最優秀男優賞(ステファノ・アッコルシ)、最優秀制作(ティルデ・コルシ、ジャンニ・ロモリ) ・イメージ・ネーション フェスティバル 視聴者賞 ・ニューヨーク ゲイ・レズビアン フィルム フェスティバル 最優秀作品 ・オースティン ゲイ・レズビアン 国際映画祭 最優秀作品 監督につい <あらすじ> アントニアはAIDSの治療を専門とする医者。夫のマッシモと、母と共に平穏な生活を送っていた。しかし、交通事故で突然夫を失ってしまう。夫の遺品を整理中、夫のデスクから見つけたのは、夫がミケーレという男性と関係を持っていたことを示すもの。はじめは怒りを失望に打ちひしがれ、ミケーレに憎悪を感じていたアントニアだったが、次第に彼と、彼の周りのゲイ、トランスジェンダーの友人たちと打ち解ける。彼らは、トルコからの移民や、劇作家、ブティックのオーナーなど個性豊かな面々。彼らの生活を知るほどに、アントニアの人生も劇的に変化していくのだった… <作品詳細> 『Cahil Periler』 2001年 監督:フェルザン・オズペテク 音楽:アンドレア・グエッラ 出演:マルゲリータ・ブイ、ステファノ・アッコルシ、セッラ・ユルマズ、ガブリエル・ガルコ、エリカ・ブラン、アンドレア・レンツィ、コライ・ジャンデミル 2001、イタリア、106分 関連記事 ・映画『昔々、アナトリアで』 Bir Zamanlar Anadolu’da ・映画『天使の墜落』 Melegin Dususu