トルコの小説家
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トルコの小説家

トルコの小説家   ここではトルコの著名な作家を何人か紹介する。日本語で出版されている著作も紹介しているので要チェック!   20世紀半ばに活躍 アフメット・ハムディ・タンプナル     風刺作家といえば彼! アズィス・ネスィン     著作が映画化されたことも話題に フェリット・エドギュ     トルコを代表する女流作家 ラティフェ・テキン     トルコ人初 ノーベル賞受賞作家 オルハン・パムク   なんとデビューはフランス! トルコでも不動の人気 オスマン・ネジュミ・ギュルメン       トルコ現代文学の先駆者 サーイト・ファーイク・アバスヤヌク   トルコ版『星の王子様』の作者 セルダル・オズカン     弁護士から劇作家に転身?! トゥルグット・オザクマン   関連記事 ・トルコの歌手 ・トルコの映画監督

アズィス・ネスィン
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アズィス・ネスィン

アズィス・ネスィン Aziz Nesin (1915年12月20日‐1995年7月6日)イスタンブール出身。トルコの風刺作家、詩人。100以上もの作品を世に出し、世界中で翻訳され読まれている、トルコを代表する作家。 日本語で出版されているネスィンの作品としては『口で鳥をつかまえる男‐アズィズ・ネスィン短編集‐』がある。 『口で鳥をつかまえる男‐アズィズ・ネスィン短編集‐』詳しくはこちら   彼は政治的アクティビストでもあった。そのきっかけとなったのは1980年のクーデタにより、知識人排斥の機運が高まったことであった。彼は仲間の数名の知識人と共に、当時政権にあった軍部に立ち向かい、「Aydinlar Dilekcesi(知識人の請願)」を発したことで有名になった。彼はまた、トルコ作家組合の長でもあった。 彼はイスラムへの強い批判でも知られる人物である。彼はサーマン・ルシュディーの「悪魔の詩」(1988年発表、預言者ムハンマドを題材とした小説)をトルコ語に翻訳した。この小説はイスラム世界では冒涜的だと受け取られ、アズィズ・ネスィンも強く非難を受けた。         1993年7月2日、アナトリア中央に位置するシヴァスのホテルでアズィス・ネスィン含む多くの知識人が一堂に会し会議をしていたところ、ホテルに火がつけられ避難路が塞がれるという、いわゆる「シヴァス大量殺人事件」が起きた。この時、アズィス・ネスィンは危機一髪非難に成功するが、37人もの文化人が命を落とした。この事件はのちに、トルコのイスラム原理主義とその「冒涜者」の対立ではないかとされた。 関連記事 ・オルハン・パムク ・サイト・ファーイク・アバスヤヌク

ペングエン トルコの風刺かわら版

ペングエン トルコの風刺かわら版

ペングエン トルコの風刺かわら版 トルコ語で「ペンギン」を意味するこのかわら版は、2002年に創刊され、トルコと北キプロス共和国で出版されている。エンブレムは空を飛ぼうとするペンギンである。   週刊紙 値段トルコでは4リラ(約160円)、北キプロスでは5リラ(約200円)2015年10月現在 紹介するのは2015年9月24日版 表紙 羊「僕は逃げるよ、良いお祭りを」 ヒジュラ暦12月10日から4日間、イスラム教には動物(羊など)を生贄としてささげるクルバン祭という一大行事がある。国民の休日でもあるこの日に、当の羊が休暇で旅行に出かけてしまい、残された人間たち(お父さんの手にナイフが握られているのは生贄のため)があっけにとられている。 3ページ 2015年のクルバン祭は9月にあったが、偶然これが選挙と重なり、国内で政党間の緊張が高まった時期でもあった。 中央の、牛と羊の絵が描かれている一コマ漫画では、クルバン祭で生贄にされないよう逃げている牛や羊をそっちのけで夜の街を走り回る男たちが描かれ、牛が羊に対して「僕たちが目当てじゃないから安心しな!」と言っている。 羊ではなく、政敵を追いかけ回しているのだ。   4ページ 中段に描かれている緑色のカエルのような生き物、それがトルコの「宇宙人」のイメージである。なぜか太っていて、目が上に突き出している。そして話すことといえばもちろん、サッカーについて。 宇宙人「この惑星のことはすべて理解した。けれどオフサイドがわからない」 男「ああ!(なんてこった)」 関連記事 ・ハジャマット トルコの宗教的風刺かわら版 ・ウイクスズ トルコの風刺かわら版