クリミア・タタール語雑誌 Bahçesarayバフチェライ
|

クリミア・タタール語雑誌 Bahçesarayバフチェライ

BAHÇESARAY クリミア・タタール語雑誌 Crimean Tatar magazine Bahçesaray 紹介するのは2016年4月日付の75号 表紙は2016年度ユーロビジョンソングコンテストでクルミア・タタール語の歌でウクライナを代表して見事に優勝したジャマラさん。民族服装のこの若い女性は今やクリミア・タタール人の間で英雄的な存在だ。 バフチェサライとはクリミア班国の首都であった街で、クリミア・タタールの王様(ハーン)たちが何百年も使用していた宮殿や学校など色々な歴史的な建物が残っている。ソ連時代にクリミアの地名は全てロシア語に変えられましたが、ロシア文学の嚆矢ともいえる詩人アレクサンドル・プーシキンが「バフチェサライの泉」という詩を残したお蔭で、この町だけがクリミア・タタール語の名前のまま残っている。 紹介する雑誌はイスタンブール在住のクリミア・タタール人協会の会報で、消滅危機言語であるクリミア・タタール語で刊行されている唯一の雑誌である。それでも、ほとんどのページがトルコ語で、クリミア・タタール語は10ページのチェレビ氏の詩の部分と12ページの昔話だけになっている。トルコ語が属するオグズ語群とキプチャク語群の中間の可愛い言葉だ。 広告主のウルケルはゴディバを買収したトルコの大企業で、創業者はクリミア・タタール人であった。 その故、クリミア・タタール人コミュニティの大きなスポンサーになっている。 Tags: Crimean Tatar magazine Bahcesaray Ukraina

タタール コンサート

【タタール・コンサートのお知らせ】 (中村瑞樹様より引用) 来たる10月19日から始まる国際会議に先駆け、東海大学にてタタール音楽・楽器・舞踊のコンサートが開催されます。タタールスタンから一流のアーティストとMCが参加する予定で、本来であれば無料では見られないものが無料で一般公開されるので、来なきゃ損です! また、普段はウズベキストに擬態しつつも本来は”タタリスト”である中村は、このコンサートには歌手として参加し、思いっきりタタール語で歌う予定ですので、この貴重な瞬間を見逃してはいけません。詳細は以下の通り。 日時:2015年10月18日(日) 16:30〜19:30 場所:東海大学湘南キャンパス 松前記念館 備考:入場無料、事前登録制 ([email protected]まで) その他、タタールの茶やお菓子、書籍も販売される予定です。