デニズ・ガムゼ・エルグウェン Deniz Gamze Erguven

デニズ・ガムゼ・エルグウェン Deniz Gamze Erguven

デニズ・ガムゼ・エルグウェン Deniz Gamze Ergüven トルコ人女流監督 (1978年6月4日-)トルコ、アンカラで生まれ、幼いころにフランスに移民。2008年パリにある国立映画学校la Femisを卒業後、監督、俳優としてキャリアを積む。2015年『裸足の季節』 Mustangで国際映画祭デビュー。その映像美が絶賛され、今後の活躍が注目される若手監督である。 エルギュヴェンの注目作『裸足の季節』 Mustangはこちら 関連記事 ・セミフ・カプランオール ・ヌーリ・ビルゲ・ジェイラン

『裸足の季節』 Mustang

『裸足の季節』 Mustang

『裸足の季節』 Mustang トルコを舞台にした5人姉妹の物語り- 映画『裸足の季節』が2016年6月11日に公開決定。 この作品は数多くの国際映画祭で受賞した注目作。 ・第68回カンヌ国際映画祭 ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を獲得 ・第73回ゴールデングローブ賞において、外国語映画賞にノミネート <見どころ> 5人の少女たちの若さとエネルギーにあふれたストーリーと、またトルコを舞台にした本作品の映像美が話題を呼んでいる。監督は本作品がデビュー作となるトルコ系フランス人女性のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。この作品で一躍世界中の映画祭を席巻している若手監督である。 写真は監督(右)と5人の少女たち。 監督について <あらすじ> 登場人物はトルコ北部に住む5人姉妹。10年前に事故で両親を亡くし、祖母の家で叔父たちと共に暮らしている彼女たちは、厳格なしつけから逃れるべく、自由を手に入れるべく奮闘する。しかし、その努力も空しく、長女から順に初めて出会う男性のもとへ嫁がされていくという慣習には逆らえず…   <作品詳細> 『裸足の季節』 公開:2016年初夏 シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー 監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン 音楽:ウォーレン・エリス 出演:ギュネシ・シェンソイ、ドア・ドゥウシル、トゥーバ・スングルオウル、エリット・イシジャン、イライダ・アクドアン、ニハル・コルダシュ、アイベルク・ペキジャン 2015年/フランス=トルコ=ドイツ/94分 配給:ビターズ・エンド ©2015 CG CINEMA – VISTAMAR Filmproduktion – UHLANDFILM- Bam Film – KINOLOGY 詳しくはこちら 関連記事 ・雪の轍 ・海難1890

『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim
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『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim

『最後の授業』 Hakkari’de Bir Mevsim 1995年 晶文社 フェリット・エドギュ(著) 木原興平(翻訳) <あらすじ> 舞台はトルコ南東部ハッキャーリ。主人公の青年は、何らかの事情で記憶を失っており、その記憶を少しずつ思い出すように、自らが生きるために必要なことを思い出しながら、それを生徒たちに教えようとする…。 この作品を原作とした映画「ハッカリの季節」は1983年にベルリン映画祭において銀熊賞、国際評論家連盟賞を受賞し一躍有名になり日本でも翌年公開された。 著者についてはこちら 購入はアマゾンから 関連記事 ・『イスタンブール短編集』 ・トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争

海難1890-ノベライズ本

海難1890-ノベライズ本

小松江里子脚本、豊田美加著『海難1890』小学館。 12月の公開が待たれる映画のノベライズ本です。 エルトゥールル号遭難事故とイラン在留邦人救出事件について本書で予習をすれば、より映画を楽しめるのではないでしょうか!(日土会お推薦の本) 内容(「BOOK」データベースより) 一八九〇年、親善訪日使節団を乗せたオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が、和歌山県串本沖で沈没した。六〇〇名以上が嵐の 海に投げ出される未曽有の大惨事。だが地元住人たちの懸命な救助活動により六十九名の命が救われ、母国トルコへの帰還を果たす。時は移って一九八五年。イ ラン・イラク戦争に伴いフセインはイラン領空の航空機無差別攻撃を宣言。各国は自国民の救出に動くが日本には手立てがない。多くの在留邦人の身に危機が 迫っていた―。日本・トルコ友好百二十五周年記念映画を完全ノベライズ。時を隔てた二つの出来事には、深い絆の物語があった。 DVDもでました!

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

イブラヒムおじさんとコーランの花たち 印象に残る一作。パリ郊外で色々な民族の人々が暮らす貧困な地区。 ここで始まる少年モモと万屋のイブラヒムの人間ドラマは二人を長い旅に導く。 トルコ人ではないのにトルコ人役のオマル・シャリフはトルコでのシーンでトルコ語で頑張っているところが可愛いく映る。 あらすじ 1960年代のパリ。13歳のユダヤ人の少年モモ(ピエール・ブーランジェ)の父(ジルベール・メルキ)が突然家出する。一人ぼっちの彼を助けたのは、トルコ移民のイブラヒム(オマー・シャリフ)だった。 オマル・シャリーフ Wikipedia