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ナショナル・ジオグラフィック・テュルキイェ ナショジオトルコ版
ナショナル・ジオグラフィック・テュルキイェ ナショジオトルコ版 日本でもおなじみのこの雑誌、180か国以上で読まれているが、すべての国の言語で出版されているわけではない。限られた言語の中でも、トルコ語版があるので、紹介しよう。 月刊誌 値段 10リラ(約40円) 紹介するのは2015年10月号 表紙 タイトル「オオカミの海」海オオカミは、ヤギが何かなど知らない。海でありつけるものは何でも 食らう。 2ページ(左)目次 本号の記事はカナダ、南アフリカ、スウェーデン、ミャンマーから 関連記事 ・写真集 TURKEY:The Land of the Crescent Moon
『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』 Berci Kristin Cop Masallari
『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』 Berci Kristin Cop Masallari 2014年 河出書房新社 ラティフェ・テキン(著) 宮下遼(翻訳) 2160円(2016年1月現在) 著者についてはこちら <あらすじ> ある町はずれの、ゴミの丘と芸術家たちが集う地域の境目にできたスラム街が舞台のお話。発展に取り残された田舎の慣習や風俗と、ものであふれかえっている消費社会とのはざまで生きる人々の奮闘を描く。 ご購入はアマゾンから 関連記事 ・失われた薔薇 ・最後の授業
日本人視点で楽しむ現代トルコ音楽 HADİSE ハーディセ
第7回 大阪や日本全国、世間を騒がせましたG20もやっと終わりました。 私もそうですが、飛行機好きにはたまらない期間だったようでして、 日本に就航していない航空会社の機体や各国の政府専用機や準備に来る空軍機などが 続々と関西~中部地方にお出でになられたそうです。 トルコの政府専用機を初めて見たような気がするんですが、なかなかスタイリッシュでイイですね。 この間にも他国ではどう見ても下着でしかないモノをkimonoだと言い張るお方も出てこられまして、 文化の多様性ってどこまで許容されてよいものか悩むこの頃…(´・ω・`) さて。 現在トルコに住んでいる人々の大半は中央アジアから何世紀も掛けて移民してきた民族の末裔になると思うのですが、 そんな彼らもさらにトルコを飛び出して欧州に移民に行っているのは有名な話。 そして、移民に行って帰って来た帰国子女的な歌手も結構おられます。 有名どころではTarkan (タルカン)氏ですよね… だけど、今回は取り上げない (ノ´∀`*) 今回はこの曲です。 Hadise – Visal (2013) 今回の曲はクラブ系のDubstepというジャンルだそうで、トルコらしからぬ感じですが格好良しです。 えー、Hadiseさんが何人であろうとどこの国籍であろうと、私は好きです。 ベルギーへ移民した子孫の彼女、5か国語くらい喋れる方で、音楽学校ではなく大学に通って学位を取っておられる方でもあります。 コンテスト番組の司会とかもされてまして、その人柄からトルコ国内でも人気があるようです。 2009年に、日本でも(一応)デビューしてました! でもね。 「ひと夏のドゥン☆テク☆テク」(←原曲名「Düm tek tek」、英語名「Crazy for you」) 題名とか邦題ヒド過ぎると思う。曲はいいのに! この曲は、同年ユーロヴィジョンソングコンテストに出場した時の曲でもあります。 Hadise – Düm Tek Tek Live 2009 Eurovision Song Contest もう10年も前の曲…(゚д゚)!
Türkler İçin Tokyo Gezi Rehberi – Tokyo’da Görülecek 10 Yer! (1) Shibuya
Arkadaşlardan gelen istek üzerine buraya kısa bir liste hazırladık. Aslında 10’dan fazla yer gösterdik ama Türk okurlar 10 maddeden fazlasına kızıyorlar diye herkes böyle başlık atıyormuş, biz de ona uyduk:) Uzun olacağı için her bölüm için ayrı sayfa hazırlayıp bitirdikçe paylaşacağız.Her şeyden önce tren bağlantıları için işinize yarayacak birkaç sayfa:https://world.jorudan.co.jp/mln/en/?sub_lang=nosubhttp://www.hyperdia.com/en/ 1 Shibuya Burası Tokyonun en…
「トルコの街角から」バラットで過ごす猫とのひととき 星野安杏
こんにちは。1月13日から21日までお休みをもらってイスタンブルに里帰り(?)していました。1年半トルコに行かなかったせいか、見るものすべてが懐かしく、また目新しくも見えてき不思議。以前より観光客も増えたのか、活気のあるイスタンブルに嬉しい気持ちになりました。 今回は、イスタンブルのバラットというところにあるカフェを紹介したいと思います。バラットという名前、聞いたことある方はいらっしゃるでしょうか。 歴史に関心がある方は、コンスタンティノープル総主教座などでご存知かもしれません。最近では、ウクライナ正教会の独立に関するニュースを目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 バラットには、観光であれば必ず訪れるであろうエジプシャンバザールがあるエミノニュからバスに乗って行くことができます。古い建物が残る下町っぽい雰囲気がが独特で、写真スポットやカフェスポットとして注目されてきています。 今回ご紹介するカフェは「ナフタリンカフェ」です。バス停からおりて、コンスタンティノープル総主教座へ向かう道を行く途中、右手にあります。このカフェ、猫が自由に出入りしています。初めてお邪魔したのは4年前の留学中。写真のように寝ている猫のリラックス度にカルチャーショックを受けました。 今回も中にはいると、暖房の近くの温かいテーブルと日当たり良好な広めの机に座っている猫が2匹出迎えてくれました。私は日当たりのい い窓際の席に座りました。思わず「ちょっとお邪魔しますね。」と声をかけてしまうほど、堂々と 座っているこの子、名前はクヌシュです。 人間に慣れているようで、こちらには「また人間が来た」と言わんばかりの視線を投げて、外を見ています。通りを歩く人を眺めるのは好きなのでしょうか。 のんびりした時間を過ごして、さぁと外に出るとそこにはまた猫さん。中に入りたくて、外の椅子に座ってお客さんが出てくるのを待っていたようです。 そして向かいの床屋さんを覗いてみると、そこにも小さな猫が!お行儀よく座っているように見えますが、入ろうとしてドアに飛びついた肉球のあとが沢山残っていました… トルコではよく、引っ越す時はそこの動物たちをみるようにと言います。動物たちが逃げなければそこに暮らすご近所さんたちもいい人だからだそうです。 リラックスした猫たちとそれを見守る人々に心も体も温まりました。イスタンブルでは、ナフタリンカフェのように猫や犬がのびのびと過ごしているカフェをよく見かけます。動物を飼っていなくても、勝手に猫が外の席で寝ていたり、そして人もそれをほっておいたり。 町歩きが楽しいイスタンブル。足が疲れたら、猫と一緒に一休みはいかがでしょうか。
映画監督 セミフ・カプランオール Semih Kaplanoglu
映画監督 セミフ・カプランオール Semih Kaplanoglu トルコを代表する映画監督、劇作家 (1963年4月4日-)トルコ、イズミル出身。大学で映画を学んだ後、一旦は広告会社でコピーライターとして働く。その後、撮影助手として映画の世界に。 2001年、初の長編映画『みんな自分の家で』はイスタンブール国際映画祭において年間最優秀トルコ映画賞を、アンカラ国際映画祭では作品賞など4部門で受賞。翌年、第15回シンガポール国際映画祭でも監督賞とアジア映画賞を受賞した。 その後、映画制作会社カプラン・フィルム・プロダクションを立ち上げ、2005年に映画『天使の墜落』 Melegin Dususuを同社で製作。本作は、ナント三大陸映画祭とケララ国際映画祭でグランプリを受賞。2作連続の出品となったイスタンブール国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を、アンカラ国際映画祭では審査員特別賞を受賞した。 その後、自身の半生を元に、一人の人物の壮年期から幼年期までを遡っていく形で描く三部作の製作を始め、2007年に1作目の『卵』を発表。第60回カンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映された他、イスタンブール国際映画祭とニュルンベルク映画祭、アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭でグランプリを、ファジル映画祭で監督賞を受賞。 また、主人公の親戚の娘を演じたサーデット・アクソイが多くの女優賞を獲得した。2008年に発表した2作目の『ミルク』は、第65回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映された他、イスタンブール国際映画祭で観客賞と国際映画批評家連盟賞を受賞した。 2010年に発表した3作目の『蜂蜜』は、第60回ベルリン国際映画祭で金熊賞とエキュメニカル賞を受賞。初の世界三大映画祭での受賞となった。これらは主人公の名前を取って「ユスフ三部作」と呼ばれている。 関連記事 ・ユルマズ・ギュネイ ・フェルザン・オズペテク