『白い城』オルハン・パムク
『白い城』 Beyaz Kale 2009年 藤原書店
オルハン・パムク(著) 宮下遼、宮下志朗(翻訳)
<あらすじ>
舞台は17世紀のイスタンブール。ナポリへの航海中に海賊にさらわれ、奴隷としてイスタンブールにやってくるヴェネチア人学生が主人公だ。彼はのちに「師」と呼ばれる、自分と見間違うほどよく似た男の奴隷となる…
セレングルンが紹介するトルコの音楽家たち - 1 ガーイェ・ス・アクヨル (彼女の名前の日本語の意味は 望・水・白い道になる) 女性シンガー・ソングライター、画家 1985年イスタンブール生まれ 2007年にイェディテペ大学社会人類学部卒 歌手トゥーチェ・シェノールと共にグループ「Seni Görmem İmkansız君には会えない」を結成。グループ名は「夢の中でもなければ君には会えない」という有名な歌の歌詞に由来する。個人としては、2014年にファーストアルバム「Develerle Yaşıyorumラクダと暮らしてます」を発表。トルコ古典音楽の要素とサーフロックのスタイルを絶妙に融合させた彼女独特の音楽は、トルコ国内のみならず、国際的にもたくさんのファンを持つ。現在はトルコを本拠地としながら、世界各地で音楽活動を展開している。 Selen Gülünün Tanıtımıyla Günümüz Türk Müzisyenleri – 1 Gaye Su Akyol (1985, İstanbul) ressam, şarkı yazarı ve şarkıcı. 2007 yılında Yeditepe Üniversitesi Sosyal Antropoloji Bölümü’nden mezun oldu. Şarkıcı Tuğçe Şenoğul ile ‘Seni Görmem İmkansız’ adlı grupta bir araya gelerek müzik yapmaya başladı ve 2014 yılında…
ハンデ・イェネル Hande Yener (1973年1月12日-)イスタンブール出身。トルコのシンガーソングライター、音楽プロデューサー。「トルコPOP界の女王」と呼ばれたことから10thアルバムを自ら「Kralice(女王)」と名付け話題になった。 ハンデ・イェネル「Kışkışşş 」 ハンデ・イェネル「Hadi Bana」 関連記事 ・セゼン・アクス ・ベンギュ
失われた薔薇 セルダル オズカン (著)吉田利子(訳) 1975年生まれの若い作家セルダル・オズカンのデビュー作。サンフランシスコとイスタンブールを舞台に女子学生ダイアナのストリーを語る小説。トルコでベストセラーになって、世界中でも40か国以上で出版された。 吉田利子 (翻訳者) 東京教育大学文学部卒業 セルダル オズカン 1975年トルコ生まれ。アメリカでマーケティングと心理学の学位を取得、その後母国トルコに戻り、イスタンブール・ボスポラス大学で心理学の勉強を続ける。2003年トルコで発表された『失われた薔薇』は稀にみるベストセラーとなり、その後著者自らの英訳により40カ国に翻訳権が売れ、世界中で多くの読者を獲得している 2011年 Hayatın Işıkları Yanınca 人生の光がつくと 2011年 Ölümsüz Kalp 無死の心 2012年Kayıp Gül: Ekim Yağmurları 失われた薔薇:10月の雨 関連記事 ・トルコの小説家 ・乳しぼり娘とゴミの丘の御とぎ噺
ショック トルコの大衆新聞 Şok 2002年に創刊された大衆新聞。 スローガンは「(どの政党や人物にも)寄らない、庶民の味方」 日刊紙 全12ページ 値段75セント(約30円)2015年10月現在 紹介するのは2015年10月4日版 表紙 大見出し「夫にストレートパーマ」 “母さんのカードを勝手に使うな”という夫に向かってヘアアイロンで妻が襲いかかった! 4ページ(左) 「私がトルコで一番セクシーな女よ!」 ある男性誌で「一番セクシーな女性」に選ばれた歌手のケンディは、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったと驚きつつ、「選ばれたのだったらトルコ一セクシーな女は私ね」と語った。 6,7ページ 「腹心の友」と題されたこのページには、恋愛相談や出会いを求めるメッセージ(中には男性の顔写真付きのものも)が並ぶ。 8ページ(左)クロスワードパズルなど 9ページ(右)健康 「男性の12人に一人は前立せんがんを患う!」 「鼻の整形の前に聞くべき質問」 「肝硬変はアルコールだけが原因じゃない」 関連記事 ・ハスレット トルコの風俗新聞
アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち アヤソフィアの小さな住人たち② アヤソフィアの新入りたち 先月はアヤソフィアの館内で出会った猫、グリを紹介しました。グリはアヤソフィアの長老猫ですが、今日は新しく仲間に加わった子猫たちの写真を紹介します。 2017年の夏、アヤソフィアの門の横で母猫と2匹の子猫に出会いました。普段から観光客に遊んでもらっているのでしょう。カメラを怖がる様子もありません。むしろ、「これ何?」と言わんばかりにレンズに顔を近づけたり、胸を張っている座ってみせる姿はまるで「撮って!」と言っているようです。 ところで、子猫だけでなく動物の写真を撮る際は、被写体に話しかけて許可をとるようにしています。レンズを怖がる子もいるので、ストラップで遊んだりしてカメラに慣れてもらい、リラックスしてもらうこともあります。 特に子猫を撮る場合は、近くにいる親に許可をとります。「私は危険な人間ではありません。お子さんの写真を撮っても良いですか?」と言葉でお願いします。もちろん言葉そのものが伝わっているとは思いません。しかし、面白いことに親は嫌なら嫌という素振りを見せますし、大丈夫なら後ろに下がるなど何かしら態度で示してくれます。 今回もまずお願いしようと母猫を探したら、半ば呆れた顔で後ろに下がっていきました。どうやら子猫たちの好奇心に根負けしたようです。そんな母猫には目もくれず、子猫たちはピントが合わないくらい近くまで寄ってきます。 次第にカメラに慣れてきたのでしょう。2匹で追いかけっこをしたり、木登りを始めて元気いっぱいな姿を見せてくれました。スルタンアフメットを訪れた人々にも物怖じせず近づきます。その姿はすっかりイスタンブルっ子です。 段々と景色がオレンジ色になり、お別れの時間になりました。子猫たちも遊び疲れたのでしょう。すこしぐったりした様子です。(親子並んだ写真) ふと見ると、子猫の一匹が顔をあげて広場を見つめていました。夕日に照らされた横顔は、先ほどのあどけない子猫の顔から一変し、凛とした逞しい顔つきをしていました。彼らのまっすぐな瞳に「イスタンブル」という街はどのように映っているのでしょうか。これからも、好奇心旺盛にすくすくと成長して行ってほしいものです。 猫との出会いも一期一会。縁があって楽しい時間を過ごせたときは、まるで友人と別れるかのような寂しさが残ります。 いつかまた彼らの大きくなった姿を写真に撮りに行きたいなと思いつつ、アヤソフィアを後にすることにしました。 イスタンブルに行く楽しみがまた一つ増えた出会いでした。
Selen Gülün コンサート予定 Love Turkeyブランドアンバサダーでトルコ人ジャズピアニストのセレン・グルン 2017年に生活基盤を日本に変え、東京で音楽活動を続けている。 トルコでジャズと言えば一人者のセレンの音楽を是非お聞きになってみてください。 3rd Anniversary Concert! – Selen Gülün Trio at Electrik Jinja – 6/16 (Sat) Selen Gülün Trio is back at Electrik Jinja to celebrate the 3rd Anniversary of Selen’s first concert in Japan that took place right here in June 2015. Selen率いるSelen Gülünトリオが、Selenが2015年に日本で初めてコンサートを行った場所・Electrik神社に3年ぶりに戻ってきます! −Selen Gülün Trio− Selen Gülün (Electric Piano,…