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チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学日本語教育学科
こんにちは! 私はチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科のエリフ・エルテムです。 はじめに、私たちの学科と、活動内容を紹介します。 チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学の日本語教育学科は1993年に設立されました。6人の日本人の先生、5人のトルコ人の先生がいて、特徴は、ヨーロッパの唯一の日本語の先生を訓練する高等教育機関であることです。 私たちの学科の教育には、日本語教育の他に、日本の文化、文学、歴史などの教育もあります。日本語教育に加えて、学科の学生のために、剣道、茶道、書道、折り紙、漫画、アニメのような様々なクラブ活動もあります。 私たちの学科のその他の活動として、チャナッカレ市民のためにされる無料の日本語コースがあります。 このコースの目的は、学習者に初心者のレベルの日本語を教えることと、日本の文化を紹介することです。年齢や教育レベルに関係なく、誰でもが参加できるこのコースに対しての需要は年々高まっています。授業は日本語教育学科の日本人の先生の監督の下、学科の学生によって行われています。 私はこれから数回に分けて、トルコの神話 に存在する、妖怪みたいな怪物を紹介する予定です。この怪物を紹介するのは、トルコの文学でも、日本の文学でも神秘的な要素が大切にされると思っているからです。 プロフィル Elif Ertem エリフ・エルテムチャナッカレ・オンセキズ・マルト大学日本語教育学科 3年生。
ギュルシェン Gülşen
ギュルシェン Gülşen (1979年5月29日‐)イスタンブール出身。歌唱力に加え、その妖艶なスタイルが人気の歌手。ファーストアルバム「Be Adam(男なんて)」の中の「Gel Çarem(癒しよ、来て)」のスローテンポな曲調は多くの人々に愛され、彼女を一躍大スターにした。最近では露出の多い衣装などでセクシー路線をアピール。 関連記事 ・ハンデ・イェネル ・ムスタファ・サンダル
作家 ラティフェ・テキン Latife Tekin
ラティフェ・テキン Latife Tekin (1957‐)カイセリ出身。トルコで最も影響力のある女流作家の一人。 1983年、彼女の人気作『拝啓ずうずうしい死へ』 Sevgili Arsiz Olumが出版された。彼女の書くファンタジーには、アナトリア地方の民話や伝統が色濃く映し出されている。彼女の作品は、独語、仏語、伊語やペルシャ語などに訳され、海外でも人気が高い。 日本語で出版されているテキンの作品はこちら↓ 乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺 Berci Kristin Cop Masallari 関連記事 ・セルダル・オズカン ・フェリット・エドギュ
イスタンブール、オルハン・パムック
イスタンブール―思い出とこの町 オルハン・パムク ノーベル文学賞受賞者のオルハン・パムック氏にとってイスタンブールは特別な存在である。生まれも育ちもイスタンブールで、今も現役の「イスタンブール人」だ。観光で2~3日だけ訪れた人にさえ強い印象を残すこの町、裕福な家庭で育ったパムックが語ると一層面白く感じる。 ノーベル受賞前から世界中で有名になったパムックですが、意外とトルコ人の間で絶賛を受けているわけではない。「彼のトルコ語は読みづらい。英訳の方が分かる。」などのクレームまで聞こえる。和訳が出版され、在日トルコ人も喜んでいるところであろう。 イスタンブールを訪れる方は、先にこの本を読んだ方が楽しい旅ができそう。 トルコ語のオリジナルはカバーにオルハン・パムクの子供時代の写真を載せている。 ご購入はアマゾンジャパンから
「トルコの街角から」 写真家 星野安杏
Love Turkeyに新しい仲間が増えました。写真家の星野安杏(ほしのあき)さんです。今秋からトルコで撮った写真を定期的に紹介してくれます。以下、星野さんの自己紹介文を掲載します。
バヤンヤヌ トルコの風刺かわら版
バヤンヤヌ トルコの風刺かわら版 バヤン・ヤヌはトルコ語で‴女性の隣‴を意味をする言葉。 元々は長距離バスなどのチケット売り場で使っていた表現。 知らない男性の隣での長い旅を辛く感じる女性に、バヤン・ヤヌ(他の女性客の隣の席)を挙げるのはバス会社のセールストークの一つであった。 この雑誌はバス会社と何の関係もないものの、中身を見ると女性の漫画家やエッセイストばかり。 女性の目線で見たトルコが楽しめる。 月刊誌 全32ページ 値段 6リラ (約240円)2015年9月現在 紹介したいのは2015年9月号 3ページ 左上の緑のごみ箱に四つの穴がある:金属類、紙類、プラスチック類、女 (イスタンブールで殺害された女性の死体の一部がごみ箱から見つかって、殺人が男性の友人だったことが判明した。このニュースを受けての風刺) 表紙 シーリアからの難民がトルコ経由でヨーロッパに流れ、地中海のリゾート地海岸などで命を落とした難民も多かった。雑誌の表紙はこの問題をテーマにしている。 男の子:(アラビア語の文字で)助けて!(トルコ人が分かるよう右下に訳が書かれてある) 女性:なんてひどいこと。どこもアラブ人だらけ! 男性:9月の海は静かだと言ってたのに。 12-13ページ こちらに小さなストーリーが描かれている。 一年ぶりに別荘に戻るイペックが、家の中で自分の写真を見つめているハリルに会う。ペンキ屋だが、この写真がお気に入りで、時々入って観賞するとのこと。 自分より自分の写真に恋を感じる彼はイペックが今まであったことのないタイプの男で、。。。 裏表紙 ご近所同士の楽しい会話がテーマになっている。 太り気味な体系が現実的で可愛い。 右に宣伝されているのは女性漫画家フェイハン・ギュヴェルの新作Elalem ne der? (世間に知らされたらどうなる)